安心して受けられる医療とは? 誤診でも…


一般社団法人全国医師連盟代表理事 中島恒夫
==================================
厚生労働省は、医療事故調査委員会についての議論を「医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会」として今年2月に再開させ、現在までに8回開催しています。しかし、これまでに発表された厚労省試案や上記検討部会での議論の内容では、懲罰制度の性格が強すぎるために関係者からの証言を得られにくく、原因究明・再発防止策としては全く機能せず、真の医療安全を図ることはできないと、私たちは考えています。
医療事故の原因を個人に帰するのではなく、「システムエラー」であることを私たちは強調し続けています。対象となる医療従事者個人の権利(黙秘権など)も守ると同時に、真相究明のための証言を得られやすくする制度設計をした「全国医師連盟試案」(http://zennirenn.com/opinion/2012/03/-201112.html)を既に発表しています。さらに、はからずも医療被害を受けた方々を救済補償する制度(基金)の創設も、私たちは同時に提唱しています。
院内事故調査委員会の設置を「落としどころ」にしようとの目論見も見え隠れしますが、院内事故調査委員会は冤罪を産む素地となりました。医療の安全性向上のためには、実地医療に即した医学的・科学的な検証が求められるはずです。
この点を議論するために、医療現場の最前線で働く医師の集まりである全国医師連盟として、「第1回 医療事故調シンポジウム ?真相究明と責任追及(懲罰、刑事罰)は両立するのか?」をこのたび開催します。
「医療事故調シンポジウム」
真相究明と責任追及(懲罰、刑事罰)は両立するのか
■日時: 2012年12月2日(日) 13:00から16:30(12:30から受付)
■会場:主婦会館プラザエフ(JR四谷駅麹町口前 徒歩1分)
■実施内容
1)開会挨拶:中島 恒夫(全国医師連盟代表理事)
2)基調講演:新田 清明(全国医師連盟副代表理事)
3)ゲスト講演(各15分)
4)パネルディスカッション
5)会場質疑応答
【シンポジスト】
佐藤 一樹先生(いつき会ハートクリニック 院長)
大磯義一郎先生(浜松医科大学医学部医療法学教授)
古川 俊治先生(医師、弁護士、自民党参議院議員)
有賀 徹 先生(昭和大学付属病院 病院長、日本救急医学会代表理事)
中澤 堅次先生(NPO法人医療制度研究会 理事長)
【ビデオメッセージ】
梅村 聡 先生(医師、民主党参議院議員)
【参加費】2,000円
---------------------------------------------
定刻より少し遅れて、70名以上は集約したシンポジウムとなりました。
医療介護CBニュース 12月3日(月)18時38分配信は次のように報じています。
医療事故の真相究明と責任追及は両立するのかをテーマにしたシンポジウムが2日、東京都内で開催され、国会議員や医師が参加し、医療従事者の権利を守ることや、医学的・科学的な検証を基にした制度設計などについて議論した。
シンポジウムは、全国医師連盟(全医連)が主催したもので、医療事故の刑事裁判で無罪判決を受けた医師や国会議員ら各パネリストが登壇し、それぞれの立場から主張を展開した。
警察への届け出を明記した医師法21条について、自民党の古川俊治参院議員は、同法改正私案を示し、医療関連死については医師法から外し、1回目の違反は行政処分として、医療法に規定すべきと提言。医療事故調査制度については、▽医療の透明性の確保▽施設内における事故調査の拡充・活用▽担当医師の説明責任の強化▽医療に対する刑事司法の無秩序な介入の抑制▽再発防止策の策定と公表▽医療界における自浄機能の育成―を挙げ、「まずは制度を創設し、変える所は変える必要がある」と指摘した。
続きは →
-----------------------------------------------
医療事故調査の制度設計と言うよりは医師法第21条と刑事訴訟法198条第2項業務上過失致死の解釈に焦点がありました。刑事事件になることを防ぎたい、恐れているのか、ありありと感じられました。
医療事故の調査等に係る仕組みに関する検討部会を傍聴をしていますが、特に刑事罰についての議論は7回までなかったです。ただ、何回かの検討部会の中での発言で医師を代表する先生方が刑事について過敏に反応されていました。それをお聞きするにつけ、逆にそんなに刑事事件に発展するような診療行為が行われていて、報告書によって暴露されることを恐れていると半信半疑になりました。もちろん犯罪性を帯びている事案については刑事も重要です。それよりもシステムエラーについて議論したほうがよっぽど有意義と感じていました。
で医事課長の医師法21条に対する発言の根拠がわかりました。
それは第7回を傍聴した佐藤一樹医師が構成員の有賀 徹 先生中澤 堅次先生のお二人と協力して、厚労省に文書で医師法21条の解釈について意見を求めたそうです。
佐藤一樹先生は不思議な立ち位置の先生です。患者側の協力医をなさったりしているにも関わらず、医師の信頼も厚く、刑事事件の3大被害者(割り箸事故、大野病院)とヒーローのようです。をお持ちです。確かにプレゼンはしっかり準備されているようですし、主張も一貫しています。そういったところが、医師、患者双方から信頼を受けるのでしょうか。あの、医療側として有名な井上清成弁護士も佐藤先生には一目置いているようでした。しかしこのお二人が法廷で対決となったらどうなるのでしょうか。ちょっと興味をひきました。
このシンポジウムで医師法21条の混乱は法医学会のガイドラインにあると。また、法医学会はこのガイドラインはトラウマになっていて触れたがらないといった発言がありました。確かに法医学会のHPに異状死ガイドラインがあります。 もちろん医師法21条だけをだけではなく、いろいろな面から検討されたガイドラインであるはずです。
【4】診療行為に関連した予期しない死亡、およびその疑いがあるもの
としています。でもこれが制定された背景を見ますと平成6年となっています。その当時としては医療事故調査機関の設立の議論があったかどうかわかりませんが、当時としては警察に通報しなければ、診療死の原因解明ができなかったのではないでしょうか。その後、法医の先生方のご尽力でモデル事業が行われています。つまり医療事故調査の機関設立の動きが医師法21条の解釈を再検討することが可能になったとも言えます。
日本法医学会は会員数約800名、実際に法医解剖をしていらっしゃる先生方は全国で約100名です。このシンポジウムを聞いていて、ここにいらっしゃる先生方が法医学を専攻なされば、医療過誤にあわなくてすむのに、しかも出世は早いし…。ななんて思ってしまいました。
フロアからの意見も活発でした。その中で気になったのは
「医療は不確実」「ヒューマンエラーは防げない」「ミスするのは当然」といった発言でした。
医師の中でも医師に対して、監督等、責任のある先生や、法学者、システムエラーの専門家、または患者側がそのように仰るのは賛同できます。
私もヒューマンエラーを刑事で裁くべきではないと思っています。でも、若い臨床の医師が当然のように仰ると、専門職としてのプライドはないのかしら?と疑問に思ってしまいます。
別に行われたシンポジウムでもドクターから、「患者は刑事事件になることを望んでいるのか?」といった質問がありました。医療者側と患者側が同じテーブルについて、この問題を、協議をしていけば、答えは見つかるのではないでしょうか。
第21条について、改正とか削除を考えていたシンポジストの方はいました。第8回検討部会の厚生労働省課長の見解が明らかになった時から、21条はそのままでよいという流れにかわりました。
この21条を額面とおりに解釈し、警察への届けをなくすのであれば、なおさら、しっかりした医療事故調査機関の設立が重要となります。
診療関連であっても、外表に異常を認めるご遺体については警察に通報するということは、そのままです。また、犯罪性が疑われる場合も通報です。でも、犯罪性があるか、悪質な故意によるものなのか、その場で判断することは遺族にはできません。遺族も申請できる第三者機関の存在はますます重要となってきています。そうなると、検討部会では院内事故調査や2段階方式が採用される流れでしたが、この21条に解釈を受けて振り出しに戻ったといえそうです。検討、仕切りなおす必然性がでてきました。厚生労働省に制度設計の議論を再度、要請しようと思います。
なぜ、警察への届出を懸念するのかと言いますと、でもわかるように、警察が介入すると「捜査中だから」ということで、被害者には何も情報が入らなくなります。一般の事故と違って、医療にはカルテ等の情報があります。医療事故調査機関であるならば、患者(遺族)と情報を共有して、医療者、調査機関、患者(遺族)との信頼関係を構築することが大切です。このシンポジウムで共感できる発言は、調査の仕方によって、医療者と患者(遺族)の信頼関係を損なうことがある。というものでした。それならなおさら、信頼関係を築く努力をシステムの中に組み込んでほしいと切望します。それは医療側にとっても大きなメリットとなるはずです。


趣味あれば、人生はたのしい Life is more enjoyable with hobbies.

「生姜」がとても体にいいことは聞いていましたが、テレビで'元祖ジンジャラー' 森島土紀子さんを紹介していました。なんでも体が温まり、とても体調がいいようです。小田急線の新百合ヶ丘駅で生姜料理専門店をやっているようなので、いつか行ってみたいですね。

ところで、「あさイチ」でも生姜を特集していまして、「ウルトラ蒸しショウガの作り方」は以下の通り、
1.ショウガのしま模様に注目。その繊維の目に沿って厚さ1~2ミリ程度にスライスする。
2.蒸し器の中にクッキングシートまたは、蒸し布を敷いて、ショウガを重ならないように並べる。
3.おおよそ30分程度蒸す。
4.天日なら丸1日。室内なら1週間程度干す。
※乾燥する際には、発火の恐れがあるので、電子レンジは使用しないこと。

作り方のポイントショウガが持つ水分量で、蒸し時間が変わるので、においで蒸し上がりのタイミングの判断ができます。最初はレモンのようなにおいがしますが、蒸し上がってくると、少し甘いにおいになっていきます。摂取量について・・・・・・ウルトラ蒸しショウガは、1日2~3グラム。


高血圧は健康で長生きできます。血圧の薬は飲んじゃダメ。

何年か前、イタリア紀行のテレビ番組を見ていたら、田舎の独居老人宅への巡回診療の場面が出てきました。日本でもそうですが、まずは血圧測定。そして、お医者さん曰く「血圧は150、健康」と。これを、今でも、はっきりと覚えています。
しかし、日本では絶対にこのようにはなりません。日本のお医者さん曰く「血圧が150もある。これは高すぎる。脳卒中になっちゃうよ、心筋梗塞の危険もあるよ。血圧を下げる薬を出しておきましょう。毎日飲んでくださいね。」となります。

日本では、血圧に限らず様々な検査数値を厳しく設定し、それを少しでも超えようなら、基準値以内に止まるような薬を処方しようとするのが常です。
こんな国は日本だけです。薬漬けも甚だしいかぎりです。
お医者様に頼ろうとする日本人の国民性(特に老人)に付け込んで、医師は薬を処方し続けて保険点数を安定的に稼ごうとするのです。
医者本来の役目は、的確な病気の診断であり、患者と一体になって病気を治すことにあります。こと生活習慣病にあっては、検査数値が超えたから(例えば血圧が150)といって、それそのものが病気(高血圧症)ではないです。単に、多少好ましくないだけのことであって、このままの生活習慣を続けると、将来的に病気(脳卒中や心筋梗塞)になる危険性がどれだけか高まる恐れがあるだけのことです。
よって、医者本来の生活習慣病に関する対処法は、生活習慣改善のカウンセリングに止めるべきで、薬を処方してはいけないのです。処方するとすれば、例えば、時々血圧が急上昇した(これは自覚出来ます)ときに限って飲む薬を出すだけにすべきです。
しかし、これでは1人ひとりの患者の指導にたいそうな時間が掛かって保険点数も上がりませんし、生活習慣が改善されれば検査数値が基準値内に納まってしまって患者が来なくなります。そうなると、医者は食っていけません。
そこで、カウンセリングなどという面倒な指導はそこそこにして、患者の方も 楽して検査数値を基準値内に納めたがっている のだから(そのように洗脳されているのですが)、検査数値を基準値内に即効的に納めることができる薬を処方し続けるのです。
このように医者は毒を盛り、患者は苦しめられるという、何ともならない日本の医療制度ですが、そうなってしまった経緯については、の記事をご覧ください。

さて、日本人の適正血圧は、その昔「年齢プラス90」と言われていました。
20歳なら110、40歳なら130、60歳なら150です。この計算式は高齢者にも適用され、80歳なら170です。よって、高血圧症とされる患者数はわずかなものでした。
それが、従前は基準値が160であったものを2000年に140と改定され、更に2004年には老人以外は130に改定されました。この改定は、どう考えたって医師会と製薬会社が結託した 患者の大量生産 以外の何物でもありません。
その昔、40歳の適正血圧であった130が、今では基準値いっぱいいっぱいの扱いにされてしまい、その昔、老人の適正血圧(70歳160、80歳170)であったのが、皆、基準を大きくオーバーしてしまったのだからです。
血圧が160、170ともなると、これはいかにも高すぎる。やはりこれは高血圧だ。 と、誰しも考えるようになってしまった今日です。これも、洗脳されているからです。

「適正血圧は年齢プラス90」が正しいことを説明しましょう。
(もっとも、これは文明社会のことでして、毎日よく動き、過食しない狩猟採集民にあっては、老いも若きも皆、血圧は110程度のものですし、文明社会にあっても、類似した生活をしている方は、それに近いものとなりますが、ここでは、それを除外します。)
「適正血圧は年齢プラス90」には、ちゃんとした根拠があります。
戦後暫くしてから、米国フランガム市で50年以上の長期にわたって疫学調査が行われました。一人ひとりの血圧を50年以上もの間、記録を取り続け、その血圧がどのように変化していくかを調べたものです。
その結果、生存者の血圧変化の平均は、概ね「年齢プラス80~90」になっているのです。さらに、血圧の高低は個人差がありますから、調査対象を4群(高い、やや高い、普通、低い)に分けて見てみると、高いグループにあっては80歳で血圧は200を超えるのですが、それでもピンピンしており、85歳まではちゃんと生きているのです。
なお、この調査は、85歳で終わっているようでして、このグループが90歳まで生きたかどうかは分かりませんが、若いときから血圧が高い方にあっては、年を取ってから血圧が200を超えてもどってことないを示しています。
(フランガム市の疫学調査の詳細は、[吉岡英介さんのHP]をご覧ください。この段落はその要旨です。)

次に、ヨーロッパ高齢者高血圧研究会の調査、これは既に記事にしたところですが、高齢者にとっては、むしろ血圧が高いほど死亡率が低い、血圧が180ぐらいまでは脳卒中になる可能性が高くなるという明確な根拠はない、という結果が出ています。
こうしたことから、冒頭で書きましたイタリア人のお医者さんは「血圧150、健康」と診断されたのです。なお、テレビに登場したご婦人は80歳ぐらいでしたから、もっと血圧が高くてもいいくらいです。
もう一つ既報ですが、岡本裕さんというお医者さんは、長く脳外科専門医をなさっておられた経験から、「血圧が常時200を超えるほどでなければ、血圧と脳出血の相関はない」という印象をお持ちです。

さて、日本で盛んに処方されている血圧の薬 降圧剤 を飲み続けると、どうなるでしょうか。1980年代に発売されたサイアザイド系利尿剤について、数多くの大規模調査データが幾つかあるようです。これは業界の関係者が知るだけで、一般国民には広報されていなかったようでして、小生も先日知っただけなのですが、次の結論が出ています。
1 脳卒中による死亡がわずかながら減少する
2 心筋梗塞による死亡が増える(または、減らない)
3 寿命が延びることは決してない
このことは、新潟大学の岡田正彦教授によれば、以後に発売されたどの降圧剤にも一様に認められるとのことです。さらに、教授がおっしゃるには、サイアザイド系利尿剤を長期服用すると、『コレステロール値、中性脂肪値、血糖値が徐々に上がる』ということが、調査の過程で判明したとのことです。すなわち、これらの物質が血液中に増えて血管壁を傷つけ、心筋梗塞を引き起こすというものです。また、薬の効き過ぎによる脳血流の低下などの弊害により、寿命が延びないと考えられると、おっしゃっておられます。
加えて、降圧剤の服用者には交通事故死が多いとか、鬱病(うつ病)による自殺者が増えるというデータもあるとのこと。

ところが、降圧剤に効果ありとする報告もあります。
1997年に60歳以上の約5千人の高血圧患者を対象とした調査で、2年間の降圧剤処方で、上の血圧が平均23下がり、こうして血圧を下げたことにより、脳卒中は42%低下し、心血管死は27%減少した。
その調査手法が分かりませんから何とも言えませんが、はたして疫学調査の手法が正しく行われていたかどうか疑問です。期間が2年は短すぎますし、降圧剤非投与群との比較はきっとしていないでしょう。また、死亡率は単に全国平均との比較と思われ、そうなると調査対象群の死亡者数が少ないですから、統計上の意味がなくなるからです。少なくとも1桁上の調査対象群とする必要があり、そうした調査を行えば、先に紹介したサイアザイド系利尿剤の大規模調査の結果と一致することでしょう。
国民に知らされるのは、こうした医師会と製薬会社に都合の良い結果だけであって、いわば捏造されたとも言える調査報告が大きくPRされ、だまされてしまうのです。

繰り返しになりますが、血圧は個人差があり、年々上がっていくのが正常なのですから、 俺は200歳まで生きるんだ という人は110歳を超えると血圧は200を超えてしまい降圧剤が必要になるかもしれませんが、そうした方はおみえにならないでしょう。
高血圧の人は、自分の体が正常に働くよう、心臓が血圧を高くしてくれているのです。それによって、体の隅々まで十分な酸素が供給されるのです。
これは、普通の血圧の人でも、運動すれば筋肉が普段よりの酸素を多く要求しますから、血圧が高くなるのと同じことです。
そして、高血圧状態がすっと続いていても、息苦しくもなく、どってことなければ、心臓は楽々その血圧を維持してくれていることになりますから、何も心配いらないのです。
体質的に高血圧の方は、生まれつき、あるいはどこかの時点で部分的に血管が細くなっていたり詰まり気味になっていたりして、血流が悪くなっているからでしょう。
このことは加齢によっても生じます。血管の弾力が落ちてきますし、どれだけかの動脈硬化は避けることができないからです。それでも、心臓は十分に対応してくれ、血圧を上げて全身に必要な酸素を供給するのです。
酸素を供給するのに必要だから血圧を上げているのに、血圧を下げてしまう降圧剤は、無理に血圧を下げることによる副作用が大き過ぎます。
今まで体の隅々まで酸素を供給できていたのが、血圧低下によって、それが不十分となりますから、特に、心臓より上部にある頭への血流が細くなるのは必然で、酸素を大量に欲する脳の働きが鈍ることになります。
めまい、ふらつき、頭がぼーっとする、だるい、頭痛がする、肩がこる、
そして、体の上部に止まらず、内臓や筋肉への血流も悪くなりますから、酸素供給が減ってエネルギーの生産が落ち、動きも鈍くなり、それに相当する分を減食すればいいのですが、普段どおりに食べていれば、やがて過栄養となってしまい、『コレステロール値、中性脂肪値、血糖値が徐々に上がる』という結果を招くことになるのです。
加えて、心臓の筋肉は強く収縮しようと思っても降圧剤で抑え付けられますし、酸素不足にもなりますから、息苦しくもなり、かえって心臓に負担が掛かることにもなります。

どうでしょうか、何もいいことがない降圧剤なのです。
最後に、この記事を書く切っ掛けになった経緯を述べさせていただきます。
それは、小生のおふくろ(94歳)の体調の変化です。
おふくろは、70歳頃から降圧剤を飲み始め、それによって、年に1、2度めまいに襲われて丸1日寝込むようになり、80歳頃から心臓の疲れが出てきて、救心を飲んだり、その後医者で心臓の貼り薬をもらったりしていました。そして、背中に痛みを感ずるようになり、下呂膏をしょっちゅう貼るようになりました。90歳頃にはコレステロールの薬も処方されましたが、これだけは飲むのを止めさせました。ものですからね。(降圧剤も止めさせようとしたのですが、頑として言うことを聞かず。)
なお、めまいは薬で治るものではなく、80歳頃から店にある銀杏葉エキスを飲ませることにしたのですが、思いのほか良く効いて、めまいがほとんどしなくなりました。
しかしながら、おふくろは、加齢による体の弱りもありましょうが、昨秋、畑仕事に精を出しすぎた疲れにより、重いめまいに襲われ、とうとう寝込んでしまい、1ヶ月間、寝たり起きたりの生活を余儀なくされました。
これは、やはり降圧剤が原因していると思われ、その副作用を消してくれる銀杏葉エキスでもってしても防ぎえなくなってしまっていたのでしょう。
そして、1か月も外出できなかったですから、お医者さんの薬も底をついてしまいました。めまいの症状が消え、出歩けるようになったおふくろは、お医者さんに行くかと思っていたのですが、どういう訳か全く行かなくなり、それがもう1年近くになるのですが、降圧剤も心臓の貼り薬もなしで済ませています。今、おふくろが飲んでいるのは、従前からの銀杏葉エキスと病中から飲ませるようになった漢方の滋養薬です。
足の弱りがあって、以前ほど出歩くことはなくなりましたが、体調は前通りに回復しています。そして、驚いたのは、背中の痛みに貼っていた下呂膏を半年ほど前から必要としなくなったことです。加えて、時々の頭痛に鎮痛剤を飲んでいたのですが、これも不要となりました。また、時々訴えていた指先のしびれもなくなりました。
新たに飲ませるようになった漢方の滋養薬には、こうした効果はあまり期待できないと思われますから、これはやはり降圧剤を飲まなくなったことにより、その副作用が消えてくれたと考えざるを得ないのです。
こうしたことから、 降圧剤は恐ろしいものだなあ と、しみじみ感じたところです。

今、ご自身が、あるいは身内で降圧剤を飲んでおられる方で、血圧が「年齢+90」に納まっておられるのであれば、降圧剤を飲むのを止めることをお勧めします。
なお、飲まなくなったことによって、何か体調に変化を感じたら、血圧を測定され、ひどい異常値が出たら、そのとき降圧剤をお飲みになればいいでしょう。
ただし、従前は低い血圧であったのが、最近急に血圧が高くなった方にあっては、降圧剤を止めると再び血圧が急上昇すると思われますので、慎重に対処なさってください。
血圧急上昇の原因は、過剰なストレスであるのか、脳卒中や心筋梗塞の前触れであるのか、といった原因の特定を急ぐことが肝要でしょう。

長文となってしまい、また、所々で他の記事へジャンプさせたりして、お手間を取らせて申し訳ありませんでしたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
いずれにしましても、ヒトは動物ですから、毎日体をよく動かす=そのとき血圧を上げて酸素を全身に供給=それによって健康で長生きできるのです。
ですから、体が良く動く限り、多少の高血圧は心配に及ばずです。
第1級の寒波が日本列島を覆っています。閉じこもりがちになりますが、ラジオ体操なり膝屈伸運動なりで体を十分に動かし、血圧を上げ、今日も健康でお過ごしください。


心も体も健やかに♪  金薬代表の日記


コレステロール含有量が高い、として脂質異常症患者は「避けるよう」指導されてきた卵。
1日1個までと制限されている方も多かろう。
内臓脂肪型肥満のメタボ親父なら、なおさらである。
ところが先月、「メタボリズム」という医学雑誌に載った研究によれば、
メタボリック症候群患者の減量食に全卵を加えると、脂質バランスが改善され、
糖尿病の原因となるインスリン抵抗性が改善されたというのである。

試験では、メタボの中高年男女に炭水化物を制限した減量食と毎日3個の全卵、
または代用卵を12週間続けてもらった。
全卵を食べている場合、試験開始前の2倍以上のコレステロール量を摂取している計算になる。
炭水化物の制限量は総エネルギー比率25~30%まで。
ちなみに身体活動レベルが普通程度の日本人男性の食事摂取基準(50~69歳)で計算してみると、
ご飯は茶碗に軽く2杯が1日の上限。まぁ、痩せるだろうことは想像できる。

はたして12週間後、被験者の血清脂質を検査した結果、
全卵を食べていたグループは代用卵グループより有意に善玉コレステロール(HDL)が上昇し、
悪玉コレステロール(LDL)が減少。
何より動脈硬化性疾患リスクと関連する「LH比」が有意に改善された。
1日に3個も卵を食べていたにもかかわらず、である。
インスリン抵抗性を示す「HOMR-IR」も下がっていた。

一昔前まで卵は完全栄養食と見なされていた。
実際、天然自然の卵には必須ビタミンとミネラルが含まれている。
他の食品では摂りにくいビタミンDも豊富だ。
また、卵黄に含まれるルテインは優秀な抗酸化物質。
近年は失明の原因となる加齢性黄斑変性症の予防効果が注目されている。

とはいえ、やみくもに卵を食べればいいワケではない。
今回の結果も炭水化物制限とセットという点をお忘れなく。
要はバランスなのだ。さて、卵が最も本領を発揮するのは朝食時。
良質のタンパク質が「体内時計」をリセットし1日の代謝リズムを整えてくれる。
卵付きのおいしい朝ご飯は健康(と家庭円満)の秘訣なのです。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

※この記事の著作権は配信元に帰属します。
---------------------------------------------
これからは朝卵が定番ですね♪
朝食のイメージに卵料理があるのは、理に適っているんですね!
昔、ロッキー(S・スタローン)の真似して生卵5個とか飲んでました。
でもワイルドじゃないので「へそ」は取ってましたw
ランオウ拳 (o ̄ー ̄)=O☆(ノ_ _)ノえぐっ!!
※食事のバランスと、栄養を活かす運動は必須です!
-------------------------------------------
ご訪問ありがとうございます^^
メタ防犯ウォーキングでメタボ・ロコモ対策と子ども見守り活動!
健体康心 金薬 「減塩対策に原種ゴーヤー茶!」
http://www.kinyaku-0123.com/


●高血圧症予防テーマに食育健康サミット開催-日医など

この中で、食生活と高血圧症の関係などについて、島本和明・札幌医科大学長らが講演した。

横倉会長は冒頭あいさつで、昨年度から5年間の第二次食育推進基本計画の中で、
「生活習慣病の予防及び改善につながる食育の推進」が重点課題に掲げられていることを指摘し、
「日医としても、食育の推進にさらに取り組んでいきたいと考えている」と述べた。

島本氏は、血圧が上昇して血管や臓器にダメージを与え、
心疾患や脳卒中などにつながる恐れのある高血圧症の原因について、
「6割が遺伝だが、4割は、食塩の取り過ぎや肥満、ストレスなどの環境的要因だ」と述べた。
さらに、これまでの主な問題は食塩の摂取過多だったが、
食生活の変化で、最近は肥満も大きな要素になっていると強調した。

自治医科大内科学講座の苅尾七臣主任教授は、自身の疫学研究で海岸部と山間部の人の血圧を比べたところ
海岸部の方が低い傾向だったことを紹介。
その理由について、魚を食べて摂取できるω3多価不飽和脂肪酸が関係しているとの見方を示した。
また、食塩を含まず、さまざまな食材と合う米を高く評価。
高血圧症の予防策として、米や魚などを中心に、減塩を意識した食生活を提案した。【佐藤貴彦】

※この記事の著作権は配信元に帰属します。
--------------------------------------------
遺伝の影響は強く感じますが、6割もあるんですね!
でも逆に人よりも気を付けるので予防意識が高くなり
予防するため手遅れになるような事が少なくなると思います。←プラス思考♪
日本人は米ですよね!
うちはお米を炊く時、麦か雑穀を混ぜるようにしています。
(●≧∇≦)(飯) ┳┳ イ-タ-ダ-キ-マス♪
--------------------------------------------
メタ防犯ウォーキングで小学校・幼稚園・保育園をまわりましょう♪
●子ども達の見守り●メタボ/ロコモ対策●アンチエイジング
ご訪問いただき心から感謝しております(*´-`人)
健体康心 金薬(KINYAKU)



すみれの乳がん日記

トイレや、エレベーターなどは、大丈夫なのですが、
MRIは想像しただけで、脂汗が出てきます。
起き上がるスペースがないというのがダメなんですね。
だから、多分、閉鎖空間じゃないけれど、
天井に近いロフトや、ロフトベッド、2段ベッドの上とかもダメだと思う。
こうやって書いているだけでも、
胸がつまってくるような感覚が・・・
なので、実は、骨シンチグラフィーはちょっときつかったです。
とはいえ、PETとか、MRIは免除していただけているので、
これくらいは頑張らないとね・・・
検査については、
なんで、やらなくて平気なの?
とおっしゃる方もあるでしょうけれど
私は、こういう選択をしています。
決しておすすめはしませんが・・・
PETもMRIもやらなきゃやらないですんでしまう・・・
ということは
ここに実例があるので、
ご報告。
*-*-*-*-*
昨日の順番は、
1.マンモ
2.採血
3.CT
4.乳腺主治医受診
5.RI(IV)骨シンチ(注射)
6.RI(骨シンチグラフィー)(撮影)
7.乳腺エコー
というメニューでした。
<マンモ>
マンモの集合?時間が8時50分だったのですが、
家を出たのが、8時15分頃・・・
地元駅を出たのが、8時半すぎ・・・
もう遅刻っ!!と思いましたが、
一応9時2分に受付機通過
9時20分のマンモの指定時間には、
撮影が終わっていました。
今年のマンモの技師さんは、
あんまりギューギューしめなかったのか?
私が体重のかけかたで調節するコツを見出したのか?
あんまりいたくなくて、助かりました。
<採血>
この2年くらい、めっちゃ混んでいた採血ですが、
システムが変わったのか?
あんまり待たずにすみました。
20分と書いてあったけど、そんなにかからなかったかも。

<CT>
予約時間よりも、とっても早めに終わってしまいました。
下着に金具がついていなければ、
ボタンつきの洋服のまま検査を受けることができます。
直前に水を飲んでしまったのに、
検査用の麦茶を飲むことになり、
結構おなかががぼがぼでした。
<乳腺主治医受診>
もう特に乳腺に関する会話はなくて・・・
ノルバデックスについても、話も出ず・・・
今回は、中性脂肪の話しになりました。
もう長いこと、中世脂肪のほうの受診をしていなくて・・・
薬もとってないんだけど、
薬を飲まないからといって、数値には、あまり差がないように思います。

でも、赤血球の数も多いし、
少し食べ物を考えたほうがいい。とのこと・・・
オリーブオイルとか、ごま油を使ってね。
と言われましたが・・・

せんせ~
いわゆるゴマ油って、オメガ6でリノール酸系のオイルだから、
あんまり使ったらダメなんだよ~。
とっていいのは、オメガ3の「エゴマ油」ってやつ・・・(でも、これは、熱に弱いから調理には不向き)
油は、やみくもにカットすると、
肌や、骨や、脳がぼろぼろになってしまうから
調理の油には、
オレイン酸を多く含むオメガ9の油・・・マカデミアナッツオイルや、オリーブオイルを使うのがよくて、
生食するなら、癌を抑制するアルファリノレン酸を多く含むオメガ3の亜麻仁油がよくて、
あとは、青背の魚の脂をとるのがいい。
ということは、わかってるんですけど、
普段、どうしても味がおいしいごま油を使いがち・・・
そして、動物性の油脂や、市販のドレッシング、マヨネーズ・・・
何よりも、肉の摂取量が多いんだよな~。

とにかく、血がドロドロなのは、
採血してても見ただけでわかるので・・・
ぶっ倒れないためにも
もっと野菜をとらないとですね・・・
ノルバデックスの処方箋
まだ、10粒の2シート以上残っているので、
処方箋の期限を月末に伸ばしていただきました。
<注射>
注射を打ってくださった先生は、
「誕生日、一緒です。」
と言ってくださって・・・
「じゃあ、波乱万丈な人生でしょ~」
なんて、冗談を言っていたので、
あんまり痛くありませんでした。
これも11時の予約なのに、10時すぎには終わってしまい・・・
次の骨シンチ撮影も
30分早まって14時30分となりました。
<実家>
病院から実家は、徒歩20分くらいでしょうか・・・
ここのところの運動不足と
暑い暑い気温の中では
ちょっときつかったけど、
あんまり時間があいているので、
実家で時間つぶし・・・
母のごはんは、

昆布入りの雑穀ごはん
きうりと糸寒天の酢の物
ゴーヤとにんじんと豚肉の炒め物
昆布の煮物
たくあん

などなど・・・
自分じゃ絶対に作らない献立だな~
と・・・
母が健康なわけだよな~
とあらためて感心しました。
まあ、法事に行ってきたとかで、
お土産のお菓子類がたくさんあって、
そんなものをたくさん食べちゃったんで、
せっかくのヘルシーランチも帳消しかもですが・・・
いろいろお土産があるからということで、
午後の検査のあと、もう一度実家に戻ることとなり、
20分×1.5往復
駅の往復などもあるので、
めずらしく、歩数が1万歩を超えました。
<骨シンチグラフィー撮影>
去年から、機械が変わり、
CTと似た感じになりましたが、
あいかわらず、板状のものが体の上を通過していくのは、
冷や汗ものです。
深呼吸を繰り返し、ひたすら耐えました。
まあ、こうやって我慢できるんだから、
MRIも大丈夫かもしれないけど・・・
やっぱり、これはきついわ~。
全身1枚、
胸正面1枚
術側斜めから1枚
ここのところ、鎖骨が痛かったり、
肋骨に違和感があったりするので、
これは、がんばって受けねばなりません。
この検査も、
下着に金具がなければ、ボタンもジーンズもそのままでOK
昔は、検査着に着替えたりってあったと思うので、
かなり楽ですね。
<エコー>
これまた、16時の予約でしたが、
受付をして、待っていたら、
ずいぶん早い時間に呼ばれました。
今回は、
まだ新人の技師さんがオペレーションを担当したみたいで、
教育係?のお姉さんと、こしょこしょと会話しながら丁寧に丁寧に診てくれました。
確認のために他の人がくる。
というのは、毎回同じですが、
今回は、いつものチェックの人より丁寧にみていたかも・・・
*-*-*-*-*
16時半終了予定でしたが、
16時には終わっていたように思います。
途中の時間を実家に帰れたということもありましたが、
待ち時間がないというのは、ありがたい。
早め早めに進んでとてもよかったです。
支払いは、24990円
クレジット払いができるようになり、
ありがたいことです。
*-*-*-*-*
その後、実家にもう一度荷物を取りに戻り、
座ってしまうと、根が生えそうだったので、
そのまままっすぐ帰ってきました。
昨日は、
子どもたちには、
1日検査で疲れてしまうだろうから、
マックね。
と言っていたのですが、
地元駅通過が4時台・・・
さすがに、夕食としてマックを買うには、
少し早すぎると思い、
そのまま少々の野菜を買って帰宅・・・
早め早めに終わって、待ち時間の消耗がなかったせいか、
家に帰って調理する元気が残っていました。
*-*-*-*-*
結果は来週の水曜日に電話で聞くことになっています。
標準治療(といっても、少し外れていますが・・・)
あと1年・・・
結果次第ですが、あと、4回病院に行けば卒業ってことになるんでしょうか・・・
その後の治療をどうするか・・・
そろそろ勉強を始めないといけないですね・・・
かなりのんびりした気持ちです。
手術したばかりの今頃は、
この先どうなっていくのか、
想像もつかなかったけれど・・・
あと少しなんだな~と思うと不思議な気がします。
<薬>
ノルバデックス(タモキシフェン)20g 1個/日
<サプリメント>
フィトイムノAHCCドリンクタイプ 1本/3日(アミノアップ化学・ウイング)
オアシスグリーン(オアシス病院・ウイング)
ウェルエイジングフォーミュラオリゴノール(アミノアップ化学・ウイング)
ブルーベリーアイ(わかさ生活)
アホエン(めいらく)


[高血圧ブギ(前編)]

☆ここ一週間くらい、身体がフワフワする感じがあり、クラクラもして気持ち悪かった。
最初の二日くらいは風邪かと思い、薬を飲んでいたのだが、いっこうに治らない。
正直、心なしか、オチンチンの立ち具合も悪いし、
「もしかして、糖尿じゃないだろうな?」と、糖尿病で薬治療している同僚に話した。
すると、特に糖尿病自体には症状は無く、合併症を患ってしまってこその糖尿病だ、とのこと。
う~ん、別に、糖尿病に特有の汗もかかないしなぁ・・・、
となると何だろう。
職場の年配のAさんに問うと、「それは高血圧だな!」と嬉々として話してくれる。
「なんか、宙を浮いているような気分になるんだよ。酷いと、立っているだけでも辛いぞ」
それだ! と思った。
Aさんは、いつにも増して、高血圧について、語ってくれた。
また、同じく年配のBさんやCさんも、優しげに語ってくれる。
「一回上がると、もう下がらないんだけど、薬を飲めば下がる。でも、飲むのを忘れると元に戻っちゃうと言われるけど、飲むのをやめても、しばらくは上がらないよ^^」
年配の方たちがフレンドリーに話してくれる理由は、
それはまさに、「ウェルカム・トゥー・高血圧ワールド!」の気持ちなのだろう。
「お前も、俺らの仲間だ!^^」

ともあれ、先ずは、血圧を測らなくてはならなかった。
だが、測る機械は自宅にはなかった。
私は、ノジマ電気に向かうのだった。
そこには、精巧な血圧測定器が売られているはずだ。
買うわけではない。
ともあれ、デモンストレーションとして置かれているものに腕を突っ込んで、計らせてもらうも良いだろう・・・。
(2012/05/29)


へっぽこ看護婦News

Q. 少し前から、肛門にひだのようなものが出来ました。いつ頃からかはわかりませんが、風呂で肛門に触れたときに違和感があり、後に鏡で確認すると、ひだのような、突起物のような、そんなものがありました。大して痛みがあるわけでもなく、痒みも特にありません。椅子に座ると痛い、ということも無いんです。先程述べたように、風呂で洗っている時に「あれ?なんか出てる!」という感じです。便秘はしていません。ただ、ひだがあると思うようになってから、少しだけ残便感があるような気がします。痛みがないので痔ではないと思うんですが、これって放置しといても大丈夫なんですか?今まで無かったものが出てきたので非常に不安です。汚い話ではありますが、回答よろしくお願いします。

A. 脱腸? 脱肛? の可能性があるかと思います。肛門科の受診をお勧めします。



Q. 三歳の子どもが病院でアレルギーの検査をしました。ダニやハウスダストがクラス5、4と高く出て、それぞれの数値も高くでたのですが、解釈法を教えてください。これはクラスや数値が高いほど、普段接触しているハウスダストやダニが多いことを意味するのですか?あるいは量とは関係ないのでしょうか?普通にお掃除してきたのに結果を見てショック、恥ずかしくって…宜しくお願いします。

A. 小さなお子さんがアレルギー体質と分かったとの事お母さんとしては、さぞご心配な事と思います。クラスや数値が高いほど、アレルゲン物質が多いという事ではありません。数値が高く出たという事は、ちょっとの量のハウスダストやダニが家の中にあっても、それに反応してしまって、アレルギー反応が強く出てしまうという事です。ダニやハウスダストの場合、家の中にアレルギー物質があるという事で、まずはこまめに掃除をやっていくしかないんだと思います。フローリングであれば、濡れ雑巾やウェットタイプのクイックルワイパーのようなもので拭いた方が良いです。下手に掃除機をかけると、ホコリを巻き上げてそれがアレルギーの元になるので、気をつけた方が良いと思います。空気清浄機もかけた方がいいと思います。ダニやアレルゲン量の多い家具や環境を取り除くという事が必要になります。絨毯などの敷物はできるだけ取り除き、布製のソファーやイスなども可能な限り、使用しないようにした方が良いです。できるのであれば畳はなくした方が良いと思います。畳はダニの温床になりますし。寝具ですが、防ダニシーツをかけ、布団もこまめに干してできるなら布団の丸洗いをした方がいいと思います。ベッドのベッドマットは簡単に干せるようなものでもないですし、ダニの温床になります。ベッドは使わない方が賢明だと思います。最近、よく某テレビの通販番組で見かけるのですが紫外線で布団の中のダニを駆除するクリーナーというのがあるようです。そういうのを併用すれば効果的だと思います。ダニやハウスダストのアレルギーがあると、将来的にアレルギー性喘息やアトピー性皮膚炎を発症する可能性があります。うちの家族は両方の病気を患っていますが、症状が重く、とても辛い病気です。子供の時にしっかりアレルギー物質を除去していればその分発症のリスクは減ります。毎日のこまめな掃除は本当に大変だと思いますが、頑張ってくださいね。



Q. 頭痛と耳鳴りがします。脳波を調べて貰いたいのですが何科に行けばいいのでしょうか?。

A. 脳神経外科です、脳神経内科でもいいと思います


高血圧予防にも

◆3分間健康クイズ<今回の答え>

お正月料理や京懐石で使われる「ゆり根」。野菜としてはカロリーが高く、滋養強壮に良い食材と言われています。
古くから薬用としても知られ、漢方では「百合(ビャクゴウ)」と呼ばれているそうです。ある栄養素の含有量が野菜の中ではトップクラスだそうですが

次のうち、その栄養素とはどれでしょうか?

【1】食物繊維 【2】ビタミンD 【3】カリウム

今┃回┃の┃答┃え

【3】カリウム

利尿作用を高め、高血圧予防にも有効に働くカリウムが、長ネギの4倍以上も含まれているそうです!腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す働きも期待出来るということです!

色が白く、しっかり重なり合って硬くしまっているものを選ぶと良いそうです。お正月だけではなく、普段の食卓にも並ぶと良いですね!

茶碗蒸しや素揚げでも美味しいですし、ジャガイモに似た食感を生かしてグラタンにしてみたりすると良さそうです!ホクホクのゆり根を美味しく頂きましょう!


DKS岡山

食事をとらず空腹状態になると記憶力が向上するという研究結果を、東京都医学総合研究所などが、昆虫のハエを使った実験でまとめました。
同様の現象は人間でも起きる可能性があり、記憶力のメカニズムの解明につながると期待されています。
東京都医学総合研究所などの研究グループは、食事と記憶力の関係を明らかにするため、空腹状態と餌を食べて満腹になったショウジョウバエの行動を比較する実験を行いました。
まず、双方のハエに、ある香りを嗅がせるとともに、ハエが嫌がる電気ショックを与えます。
そして、翌日、この香りを含む2種類の香りを同時に流すと、空腹だったハエは、記憶によっておよそ7割が電気ショックのない香りの方に向かいましたが、満腹だったハエは、2つの香りで大きな差は出ませんでした。
さらに研究を進めると、ハエは、空腹になると体内の糖分を抑えるホルモンが減り、これにより、脳の中のタンパク質が活性化して記憶力が向上していたことが分かったということです。
同じ種類のタンパク質は人間の体内にも存在するため、研究グループは、人間でも空腹時には記憶力が上がる可能性があるとみています。
一方、実験では、餌を食べない状態が20時間以上続くなど極度の空腹状態になると、逆に記憶力は低下したということです。
東京都医学総合研究所の齊藤実参事研究員は「研究を進めなければ断定的なことは言えないが、人間も、ご飯を食べる前に勉強した方が、物事をよく記憶できるということを示唆しているのではないか」と話しています。
この研究成果は、25日に発行のアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されます。
【NHK NEWSweb】
生き物にとって「食べる」ということはまさに「生きる」ということそのものです。
だから「何をどう食べるのか」という意味の大きさは計り知れないものがあります。
しかし、一方で「食べない」ことの意味があるのも確かです。
動物が病気になったとき、物を食べなくなり動かなくなるのも、免疫の観点からみると極力消耗を抑えながら最大限に免疫力を働かせるようにするためだと言われています。
イスラムの世界ではラマダンと呼ばれる断食期間があります。(太陽が沈むと食事をしてもかまわないそうですが)
このラマダンも何千年と続いてきているもので、儀式的な意味以外にも何かプラスαの意味があったから続いてきているのではないかと思います。
断食の効果については、「デトックス(解毒)」「脳を活性化させる」「免疫力アップ」などと言った観点から非常に注目されています。