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体のゆがみを生む、良くある姿勢のパターンを解説していきます。 正しい姿勢は体に負担の少ない状態ですから、重心が安定していることが大切です。 例えば船酔いや車酔いのように体が安定しないと、脳がバランスをとるために疲れやすくなり、対応できなくなると混乱して酔ってしまいます。
体のゆがみがあっても、頭が疲れないように頭を安定させようとします。 もしあなたの右足が5cm長かったとしたら、右の頭の方が5cm上になります。しかし体は脳を安定させたいので、体のどこかで調節して脳を水平にしようとします。
これが体のゆがみということです。 体の歪みはゆがんだ結果や症状が問題なのではなく、ゆがむ必要がある生活習慣や環境に本当の問題が隠れているのです。 ですから出てきた痛みを何とかしても、同じことを繰り返すだけなので注意が必要です。俗に言う腰痛はクセになるということは、習慣がクセになっているだけなのです。
体のゆがみといってもこれが一時的なものや短期的なことならば心配要りません。ちょっとした疲れ程度で回復できます。しかしこれが日常的、長期的となると話が変わってきます。
体のゆがみが怖いのは症状がでるのには時間がかかるからです。あなたの体も日々新しい細胞が作られており、早いもので小腸の吸収器官であるじゅう毛がほぼ毎日再生。分かりやすいのが口の中で1週間。多くの肉体は28日程度、長いものでアキレス腱などの腱が180日程度で再生します。骨も約3年ですべての細胞が入れ替わります。
つまり、新しい細胞に交代するときに、歪んだ状態で新しい体が作られてしまいます。 姿勢の良い人は猫背のマネをしても、終われば戻ります。しかし猫背の人は猫背の状態が正常だと体は記憶し新しい細胞に引き継がれます。
体のゆがみを矯正しても、筋肉や腱などまわりの体がゆがみを助けてしまいます。逆に考えれば日ごろの意識で姿勢は良くも悪くもなって行きます。といっても、あまりにも環境が悪い場合には意識しても負けてしまいます。 例えば体育座りをしたら、背筋は伸ばせません。がんばれば伸ばせますが、後ろに倒れてしまいます。
こういう場合は、体育座りという状況から改善していった方が効果的です。 ちなみに電車のイスの高さは成人には低すぎるので、足を伸ばすが組んでしまうのは仕方のないことです。だらなしないというよりも鉄道会社のイスの問題です。
このようにここでは、ただ単に良い姿勢はこれ。おわり。ではなく、良い姿勢、正しい姿勢になる方法から、環境作りまでをみっちりと解説していきます。あとはあなたが実践するだけです。

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