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人は心身とも・・・
より良い状態で・・・
生きたいと願う・・・
わが身を知ること・・・
我が心を知ることこそ・・・
健やかな日々の始まり・・・
今日、さらに明日もまた・・・
私は病院へ行くのが苦手な方だ・・・まして“注射”などと聞けばなおさらだ・・・
何故、注射が嫌いなのかと聞かれれば答えようがないのですが・・・
痛いから?!・・・そうではないのです・・・じゃ、なぜ?・・・
かすかに残っている記憶にを辿ってみれば・・・
私が小さい頃、身体が弱かったせいなのか、病院で何度もお尻に大きい注射をされていた記憶が甦ってくるのです。
どうも、その時のトラウマのように思うのです・・・
ですが、こんな言い方をするのはよくないと思いますが・・・
お年寄りの方で病院が大好きな方もいらっしゃるようで・・・いろいろな薬袋をお持ちの方も・・・
今朝は、高齢者と薬についてのQ&Aを紹介してみようと思います。
~以下、1月22日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス高齢者と薬
服
用
医
師
と
の
相
談
重
要Q&A

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老
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リ――何故高齢者は薬の影響を受けやすいのですか。 「大きく分けて、薬の『量』と『数』と『種類』の問題があります。まず量の問題ですが、若い人と同じ量を飲んでも、薬が効きすぎたり、毒性が強く出たりします。原因としては、代謝を担う肝臓や排せつをする腎臓の機能が、加齢とともに落ちるため、薬の成分が体内にたまりやすくなることが考えられます」――糖尿病の薬で低血糖が起きるのもそれですね。 「若い人と違い、高齢者は低血糖の症状が出にくいので、昏睡など重い症状にならないと気づかない場合もあります」
「『脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを予防するため、血圧やコレステロール、血糖などを下げた方がいい』という考え方は、高齢者で体の弱っている人には当てはまりません。こうした人の場合、現在のQOL(生活の質)を重視し、血糖を下げる目標値を緩めにしても良いと思います」――数の問題というのはどういうことですか。 「高齢者は複数の病気を併せ持つことが多いため、病気ごとに薬をもらうと、どうしても数多くの薬を飲むことになります。薬を複数の診療所や薬局から受け取ると、同じ作用の薬が重なったり、効果を打ち消し合ったりもします」――種類の問題とは。 高齢者が飲むと問題を起こしやすい薬があるということです。中枢神経に作用するような薬、例えばベンゾジアゼピン系の睡眠薬が典型的です。筋肉を緩める作用があり、高齢者だと転びやすい。また、作用時間の長い薬は、翌日に効果を持ちこすことがあり、注意力・記憶力の明らかな低下や、認知症的な症状を呈することもあります。」
「不整脈や頻尿の薬などに多い『抗コリン薬』と呼ばれる薬も、便秘や喉の渇き、認知機能の低下などを引き起こすことがあります」――睡眠薬を飲んでいる高齢者は多いですね。 「東大病院で市民向けの高齢者教室を毎年開いていますが、私が担当する『高齢者と薬』の回では、睡眠に関する質問が多く出ます。しかし不眠症とは、不眠の訴えだけでなく、眠れないことに伴って体調が悪くなるなど、日常生活に影響がある状態です。眠れないと思っていても生活に支障がない人は多く、その場合は薬は必要ありません」――薬で不利益を被らないよう、高齢者は何に気をつけるべきでしょうか。 「まずは、むやみに薬を欲しがらないことです。どんな症状でも薬で良くなるわけではありません。そして、もらう薬が何のためのものなのかを医師に聞き、納得したうえで、きちんと服用することが重要です」
「もし、薬を飲んで具合が悪くなるようなら、自己判断でやめずに医師に相談する。薬について何でも相談できる、かかりつけ医や薬局を地元に持つとよいですね」
(針原陽子)