薬屋のおやじのボヤキ

ヘビースモーカーの小生。デスクワークをしていたサラリーマン時代は1日4箱は吸っていた。薬屋稼業になってからも、1日2箱半は必要としていたが、最近はストレスがあまり掛からなくなり、また閉店後は居室での喫煙を止めたから、1日1箱半といったところ。
18歳から吸い始め、今64歳。1日平均3箱を吸ったとして、今現在の価格で計算すると、何と総額2千万円、うち税金1千万円!
よくぞこれだけ高額の税金を納めたものだと我ながら感心させられる。これからも、飽きることなく毎日コツコツと納税し、これは死ぬまで続けることになるに違いない。

小生は誰しも認める愛煙家である。たばこは健康のバロメーターであり、朝の一服で 今日もたばこがうまい と感ずれば、 健康である と自己診断できる。その昔、専売公社がコマーシャルでやっていたとおりである。
朝の一服、これはニコチンが切れた状態にあって、少々強いたばこを深く吸い込むと、 クラクラッと来て実に気持ちいい ものである。歩こうものならフラフラする。酒で酔っ払ったときと同じ状態になる。でも、心臓が踊るわけでもないし、赤ら顔になることもない。
これは「麻薬」と同じであろう。小生も合法的麻薬をイスラム教徒に倣って一度経験してみたことがあるが、 フワフワッと注を舞うような実に気持ちいい気分 がずっと続き、酒のような副作用が全くなく、はまりそうになったが、しかし、翌日は完全な便秘となり、それに懲りて1回きりで止めてしまった。

たばこの最大の効能は、何と言ってもストレスの解消であろう。
精神科医などがそう言っている。小生の経験からして、デスクワークほどストレスが溜まるものはない。やにくい仕事をどうやってこなすか、次から次へと難題が降りかかり、それをどう捌くか、などなどに毎日対処していくには、降り掛かったストレスを絶えず発散し続けるしかない。そのために、気分転換の一つの方法としてコーヒーブレイクがあり、小生はインスタントコーヒーを1日に10杯程度は飲んでいたのだが、胃に負担が掛かりすぎてしまい、ストレス解消には程遠い。ストレス解消には、やはり体を動かすのが一番で、小生は、頭を掻きむしったり、貧乏揺すりしたりしてしのいでいたのだが、これだけではストレスの出納は入りが超過となる。
そんなとき、たばこを1本取り出して、ゆっくりと一服する。すると、不思議にストレスがスーッと消えていく感がする。そして、イライラがけっこう治まるのである。
こうして、考え事をしている間は、たばこにしょっちゅう手が行き、連日のように残業もあって、1日4箱80本は吸ってしまっていたのである。
ただし、日曜日で家に仕事を持ち帰らない日にあってはストレスが少ないから、たばこは半量で済んでいた。そして、薬屋稼業となってからは、厳しすぎるノルマが掛かるようなことはなくなり、また、店内を動き回ることによってストレスの小出しができ、たばこの本数も大きく減ったのである。
こうしたことから、 たばこの本数はストレスに比例する ことを身をもって経験したのであり、これは 定理 と考えてよかろう。

たばこの2つ目の効能は、ニコチンに特有の作用であるが、脳細胞のネットワークづくりを促進することにあり、これでもって思考力が向上し、年寄りになってもボケない。
これは、科学的にも証明されていることだが、今日では、嫌煙家が学問の世界を支配しており、これを言うのはタブーとなってしまった。
3つ目の効能は、タールの刺激による免疫力の向上にある。喉、鼻の粘膜がタールによって刺激され、白血球は絶えず戦闘態勢にあり、これでもって黴菌やウイルスが粘膜に張り付いても、即退治できるのである。逆に、異物には鈍感になっており、花粉が鼻の粘膜にくっついても、どってことないと判断し、花粉症にかかりにくい。これらのことについても、発言することは今ではタブーだ。
極め付けの効能は、 自殺者に喫煙者がいない というものである。これは、日本免疫学会会長であり順天堂大学医学部教授の奥村康氏が調査されたものであって、その調査は、自殺者3万4千人のうち2千人を任意抽出して調べたら、喫煙者は一人もいなかったというものである。 禁煙運動によって自殺者を増やしている とも言えるのであるが、奥村教授は、相関関係はあれど今のところ因果関係は分からないから何とも言えないとおっしゃっておられるものの、注目すべき事実であろう。これも、マスコミは決して取り上げない。

たばこの効能は、これ以外にも幾つかあるが、ここら辺りで止めにしておき、害についても幾つか書いておこう。
総括的な害については、WHOが定めている指標としてDALYs(ダリー:障害調整生存率)があり、これは疾病やリスク要因が健康にどの程度影響を与えるかを示すものであって、喫煙の影響4.1%、アルコール4.0%とされている。つまり、喫煙も飲酒も害は同程度というものである。ただし、厚生労働省は喫煙は飲酒の何倍も体に悪いと言っている。
最も騒がれているのは、ガンの罹患率や死亡率である。
たしかに咽頭ガンは、非喫煙者に対して喫煙者は40倍も罹患率が高い。しかし、日本における咽頭ガンの死亡者は年間5千人程度で、肺がんの死亡者は6万5千人にも昇ることから、咽頭ガンはまれな病気として考えてよく、大騒ぎする必要はない。
喫煙とガンの相関関係が騒がれるようになったのは30年ほど前からだが、それは、1966~1982年に行なわれた大規模疫学調査の結果、喫煙者は非喫煙者よりも、がん死亡率(肺がんだけでなく、全がんトータル)が高いと発表されたからだ。男は1.7倍、女は1.3倍という結果が出たのである。
しかし、この調査データの解析を、順天堂大学奥村教授が改めて行なわれたところ、時々吸うという喫煙者の死亡人数は10万人当たり264人であるのに対し、非喫煙者は304人となり、がん死亡率は逆転していたのである。
標本数は十分にあるから、統計学的に有意な結果と言えるのであるが、 たばこは時々吸った方が、がんで死ぬことが少ない という奇妙な結果をどう評価するかである。

次に、喫煙と肺がんの関係であるが、ここ40年間で喫煙率は8割から4割へと半減しているにもかかわらず、肺がんの死亡者は10倍になっている。
グラフにすると、きれいな逆相関図形となる。
このことから、喫煙と肺がんに相関関係があるとするのは大きな疑問となる。
肺がんは大別すると、肺の 管 の部分にできるものと 風船 の部分にできるものの2種類がある。東洋人は圧倒的に 管 にがんができるのだが、これは喫煙とは無関係であり、喫煙によってがんができるのは 風船 の方で、日本人はこちらのがんはわずかしかないのである。こうしたことから、肺がんの原因は、大半が車の排気ガスなどによる化学物質、いや、空気汚染以外の要因が主な原因になっていると考えるべきであろう。
しかしながら、厚生労働省は、たばこを最大の原因とみなして禁煙運動を展開しているだけであり、これではとうてい肺がんを減らすことは不可能であると断言できよう。

以上のことから、たばこには種々の大きな効能があるのであり、害は取り立てて騒ぐほどのものはないのであるからして、たばこを吸う、吸わないは個人の勝手であって、他人からとやかく言われる筋合いのものではないと、声を大にして言いたい。
たばこは嗜好品であるのだから個人の自由に任せておこう、でいいではないか。

ところが、世の中、クリーンな環境を志向する傾向がどんどん強まってきた。
それに伴い、 煙たいのは嫌だ 、という主張が通りやすくなってきた。野焼きも廃棄物処理法の改正によって基本的に禁止されるに至った。たばこについては、全館禁煙が普通になり、路上禁煙条例もできた。事ここに至っては、クリーンも度がすぎる。
その昔、小生の子どもの頃は家の中にかまどがあり、家中煙もうもうとなったことがしょっちゅうあった。でも、煙が気になったことはなかったのである。今でも、白川郷の合掌造りの家に入ると、囲炉裏に24時間薪がくべてあり、キナ臭いにおいがして、子どもの頃を懐かしく思い出す。その合掌造りの2階に上がれば、柱から天井まで真っ黒で、それがためにノミもダニも全く湧かない。ヤニが天然の防腐剤になっているのである。昔の我が家もそうであった。
しかし、今はこれでは通らない。人が集まり、換気が悪い所は全て禁煙となり、ヘビースモーカーの小生もそれに従うしかない。これは、ご時世であり、止むを得ない。
しかし、頭に来る旅館もある。食事は、囲炉裏端で岩魚を焼いて食べるのであるが、何と禁煙とある。岩魚が焼けて少々煙が出るのだが、これは問題ないとするも、たばこの煙はダメだというのである。加えて、ロビーの囲炉裏には薪がくべられ、フードで煙が集められるようになっているものの、かなりが部屋中に漏れ出しており、キナ臭いのであるが、ここも禁煙だという。薪もたばこも煙はタールという物質で全く一緒のものであり、なぜ禁煙なのか、全く解せない。時々利用するお気に入りの旅館であったが、前回行ったとき、そのように改変されてしまったので、以後、行くのを止めた。

少々の煙は我慢せえ、と言いたいところだが、それはググッと抑えて、気にならない程度の煙は許していただきたいものである。
しかし、たばこの受動喫煙が大きな問題となり、わずかな煙であっても叩かれるようになってしまった。これの調査発表結果には、ほとほと参ってしまう。一見すると、けっこう大掛かりな調査に見えてしまい、皆が納得してしまうからである。
受動喫煙が問題視されるようになった、その調査結果は次のものである。
夫婦ともに喫煙 妻 21,895人のうち肺がん死亡者 14年間で 32人
夫のみが喫煙 妻 69,965人のうち肺がん死亡者 14年間で142人
死亡率は非喫煙の妻の方が1.4倍となり、受動喫煙は肺がんに罹りやすいとされてしまったのである。しかし、夫婦とも喫煙の場合の妻の死者32人という小さな数値でもって物を言うのは、統計学的に有意とは言えず、これでもって断定することはできない。
もっとも、国際的には、これより大掛かりに調査されたものがあって、示されたリスク比は1.2倍と出ているが、これは無視できるほどの低い値と言えよう。
受動喫煙については職場についても数多く調査されているが、23例中統計学的に有意なものは1例しかなく、9例は逆の結果(受動喫煙で肺がん死が減る)が出ているのであるからして、何ともお粗末な調査ばかりである。
しかしながら、統計学的に有意でなくても、受動喫煙によって肺がん死が多いという調査結果については、大々的に報道されるのに対して、大した差がなかったり、逆の結果が出たものについては報道もされないし、学会に発表されることも控えられたりする。
統計学的に意味のないウソ・デタラメをさも本当のように扱うのはいい加減にしてほしいものである。

健康問題、特に肺がん罹患の危険でもって嫌煙の声を発するのではなく、単に たばこの煙が嫌いだから という理由で十分である。
そう言われれば、素直に ああ、ごめんなさい と、その場では吸うのを止めればよいのであり、また、遠慮して言い出せない方もあろうから、それは喫煙者がキャッチして、吸うのを控えればよいのである。

しかしながら、度がすぎる 嫌煙運動 である。喫煙コーナーでたばこを吸っていて、たばこを吸わない人に迷惑をかけていないにもかかわらず、 たばこは健康に悪いから止めなさい と、他人から何度も言われる。 吸う、吸わないは俺の勝手だ! と喧嘩を売りたくもなる。なぜに愛煙家はこうも叩かれなければならないのか。
こうなってしまった、そもそもの発信源はどこであろうか。
どうやらこれは、米国のアル・ゴア氏(クリントン政権の副大統領)のようである。ゴア家はたばこ農園を経営していたのだが、愛煙家であった彼の姉が肺がんで亡くなり、原因は喫煙にありと思ったゴア家はたばこ農業を止め、たばこ産業を潰しにかかったのである。
このとき働いたのが米国人特有のピューリタン的発想であり、これに すり替えの論理 でもって、禁煙運動に拍車をかけたようである。
すり替えの論理 とは、どんなものかというと、これには前例があり、ベトナム戦争中に枯葉剤による健康・環境被害が生じたとき、環境保護団体から強烈に叩かれたのであるが、米国政府は、その批判勢力の矛先をうまく反捕鯨運動に誘導したのである。そして、ベトナム戦争後における禁煙運動も、生活習慣病が蔓延するという健康被害の原因となるものは多々ある中で、たばこを特別に悪玉に仕立て上げてしまったのである。
次に ピューリタン的発想 とは、その厳格さ、潔癖さから、一度こうだと決めてしまうと、それ以外の価値観を根絶やしにしてしまうといった真面目すぎな傾向を言うのだが、 たばこは害だ と叫ばれて、これに政府が調査研究費を付け、 肺がんになる、心筋梗塞を起こす、受動喫煙が問題だ と、禁煙運動一直線に走らせてしまったのである。
これが日本に入ってくると、そもそも米国追従になりやすい上に、 空気を読む という日本人特有の文化でもって、間違った調査研究結果であっても誰一人批判することなく、だんまりを決め込むという自己保身が学者や官僚たちに働いてしまい、にっちもさっちもいかない固定観念ができあがってしまうから、より質が悪い。

こうして、愛煙家は肩身の狭い思いをさせられ、そろそろ我慢も限界に近付いてきた。
いつ爆発するか、自分が心配にもなる状況にある。
しかし、そうなってしまっては大人気ない。喫煙の害を説く学者も大人気ないが、同じレベルに自分を落としてしまっては寂しい限りである。
ここは、お仲間同士でグチをこぼすしかなかろう。そこで、ときどき覗いているのが、著名人で構成されておられる喫煙文化研究会のである。 ああ、俺と同じことを思っておられる と安心し、ホッとする。
そして、非喫煙者でありながら、愛煙家の味方をしてくださる方もいらっしゃる。中部大学教授の氏が、日本の禁煙運動は間違っていることを何本もの記事で主張されており、近く「たばこは止めないほうがいい(竹書房)」を発刊されるとのことでもある。
(2013.1.22追記:「」発刊なる)
書店に並んだら1冊買おうと楽しみにしているところである。
なお、この記事を書くに当っては、 たばこは捨てたものではない という内容の情報はどれだけも入ってこないので、今紹介した2つのサイトによるところが多い。

末筆ながら随分と長文になってしまった小生のボヤキに最後までお付き合いいただきました諸兄諸姉の皆様には厚く感謝申し上げます。
愛煙家あるいは非喫煙者で愛煙家の味方をしてくださる方から、本稿を補強するための情報をお寄せいただけたら幸いです。また、本稿の内容は、当然にして引用フリーですから、愛煙家の方はブログなどでドンドン主張なさってください。


与えることは最高の喜びだ。

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建築・デザインレポート集め



はじめに、今日では子どもを取り巻く環境の変化から、運動能力の低下を始め体育的に多くの課題が発生している。そうした中で、体育が果たすべき役割は益々重要性を増しており、よりよい体育科の授業を行うため、以下の通り単元計画について検討する。
単元計画を行う目的
単元計画の目的は、年間の体育の時間数を適切に配分し、教科目標および学年目標へ到達することである。例えば、小学校の体育科は、年間90時間程度であるが、この限られた時間内で、どのような単元を設定し、授業内容や種目は何を行うか前もって計画することが重要になる。
単元計画の条件
単元計画の条件は、その学校の設備や地域性など多くのものがあるが、重要な3点を以下に挙げたい。
運動量も十分確保できる系統だった計画を立てること
運動量の確保については、体育が貴重な思い切り体を使う貴重な機会であることを考慮し、他科目が座学中心であることとバランスをとれる程度は動き回れることが条件となる。特に現代の子どもは、放課後には塾通いやゲームなどをして室内で過ごすことが多いこともあり、授業内で活動量を確保することが望まれる。そこで、適度に心身の解放と発散の場になるこ..






ELLの足跡



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より良い状態で・・・

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わが身を知ること・・・

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健やかな日々の始まり・・・

今日、さらに明日もまた・・・
私は病院へ行くのが苦手な方だ・・・まして“注射”などと聞けばなおさらだ・・・
何故、注射が嫌いなのかと聞かれれば答えようがないのですが・・・
痛いから?!・・・そうではないのです・・・じゃ、なぜ?・・・
かすかに残っている記憶にを辿ってみれば・・・
私が小さい頃、身体が弱かったせいなのか、病院で何度もお尻に大きい注射をされていた記憶が甦ってくるのです。
どうも、その時のトラウマのように思うのです・・・
ですが、こんな言い方をするのはよくないと思いますが・・・
お年寄りの方で病院が大好きな方もいらっしゃるようで・・・いろいろな薬袋をお持ちの方も・・・
今朝は、高齢者と薬についてのQ&Aを紹介してみようと思います。
~以下、1月22日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス高齢者と薬 




 







要Q&A










 











 
















 






 













 
















 






 







リ――何故高齢者は薬の影響を受けやすいのですか。 「大きく分けて、薬の『量』と『数』と『種類』の問題があります。まず量の問題ですが、若い人と同じ量を飲んでも、薬が効きすぎたり、毒性が強く出たりします。原因としては、代謝を担う肝臓や排せつをする腎臓の機能が、加齢とともに落ちるため、薬の成分が体内にたまりやすくなることが考えられます」――糖尿病の薬で低血糖が起きるのもそれですね。 「若い人と違い、高齢者は低血糖の症状が出にくいので、昏睡など重い症状にならないと気づかない場合もあります」
「『脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを予防するため、血圧やコレステロール、血糖などを下げた方がいい』という考え方は、高齢者で体の弱っている人には当てはまりません。こうした人の場合、現在のQOL(生活の質)を重視し、血糖を下げる目標値を緩めにしても良いと思います」――数の問題というのはどういうことですか。 「高齢者は複数の病気を併せ持つことが多いため、病気ごとに薬をもらうと、どうしても数多くの薬を飲むことになります。薬を複数の診療所や薬局から受け取ると、同じ作用の薬が重なったり、効果を打ち消し合ったりもします」――種類の問題とは。 高齢者が飲むと問題を起こしやすい薬があるということです。中枢神経に作用するような薬、例えばベンゾジアゼピン系の睡眠薬が典型的です。筋肉を緩める作用があり、高齢者だと転びやすい。また、作用時間の長い薬は、翌日に効果を持ちこすことがあり、注意力・記憶力の明らかな低下や、認知症的な症状を呈することもあります。」
「不整脈や頻尿の薬などに多い『抗コリン薬』と呼ばれる薬も、便秘や喉の渇き、認知機能の低下などを引き起こすことがあります」――睡眠薬を飲んでいる高齢者は多いですね。 「東大病院で市民向けの高齢者教室を毎年開いていますが、私が担当する『高齢者と薬』の回では、睡眠に関する質問が多く出ます。しかし不眠症とは、不眠の訴えだけでなく、眠れないことに伴って体調が悪くなるなど、日常生活に影響がある状態です。眠れないと思っていても生活に支障がない人は多く、その場合は薬は必要ありません」――薬で不利益を被らないよう、高齢者は何に気をつけるべきでしょうか。 「まずは、むやみに薬を欲しがらないことです。どんな症状でも薬で良くなるわけではありません。そして、もらう薬が何のためのものなのかを医師に聞き、納得したうえで、きちんと服用することが重要です」
「もし、薬を飲んで具合が悪くなるようなら、自己判断でやめずに医師に相談する。薬について何でも相談できる、かかりつけ医や薬局を地元に持つとよいですね」

(針原陽子)



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より良い状態で・・・

生きたいと願う・・・

わが身を知ること・・・

我が心を知ることこそ・・・

健やかな日々の始まり・・・

今日、さらに明日もまた・・・
岩手県沿岸部の住民の過半数が高血圧状態が続いているという調査報告があった・・・
~以下、8月1日読売新聞朝刊より抜粋~
避難所のストレス、高塩分食・・・高血圧 被災者の六割岩手医大千四百人調査 薬使用も改善せず 東日本大震災で被災した岩手県沿岸部の住民の過半数が高血圧状態で、3か月を経ても改善していないことが、岩手医科大グループの調査で明らかになった。ストレスや運動不足、塩分の高い非常食などが原因とみられる。高血圧は脳卒中などにつながる恐れがあるため、専門家は早急に生活改善が必要としている。
同大学の寺山靖夫教授(神経内科)が31日、京都市で開かれた日本脳卒中学会で発表した。
グループは震災後の3月23日から3ヵ月間、同県内の避難所などを巡回し、40歳以上の約1400人(平均年齢65歳)を診察。
その結果、60%にあたる821人が高血圧(最高血圧140以上)だった。うち約半数は調査期間を通じ、降圧剤を服用していたが、数値はほぼ一定だった。
高血圧が続く原因として
△強いストレスによる脈拍増加
△缶詰やカップ麺など高塩分の非常食が多い食生活
△避難所生活の長期化による運動不足
などが挙げられるという。
寺山教授は「60%は驚くべく数字だ。深刻なのは薬を飲んでも血圧が下がり難いこと。それだけ生活環境が悪く、常にストレスがかかっているのだろう。脳卒中予防のため、食生活改善や住環境整備を早く薦めるべきだ」と話している。
脳卒中予防体制整備を 日本脳卒中学会(理事長 小川彰・岩手医科大学長)は31日、京都市内で記者会見を開き東日本大震災の被災地住民の健康と福祉を守るため、脳卒中の予防体制整備などを政府に求める声明を発表した。近く菅首相らに手渡したいとしている。
声明では、被災者を取り巻く生活・健康環境がますます悪化していることから、高血圧になる人が増えていると指摘。
「東北地方はもともと脳卒中患者が多いので、患者数が圧倒的に増加する」と懸念している。
小川理事長は会見で「脳卒中によって寝たきりや半身不随などの患者が増えてからでは遅い。食事や生活環境、服薬などの指導といった総合的な予防対策を行えるよう政府に資金を出して貰いたい」と話した。
弊社の梅肉エキスのお客様も、確かに東北地方のお客様が格段に多かった・・・
もともと、食生活において塩分を取り過ぎの感がある地方らしいが、
それだけに、健康に留意されてる方が多かったということだと思う・・・
私としても、そのようなお客様の事が気がかりだったのだが、如何する事も出来ずにいた・・・
この様な提言をして頂く事によって、政府が対策を打ってくれたら非常に有難いことだ。
宜しければクリックしてみて下さい
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肺動脈性肺高血圧症…ブレスセミナー

肺高血圧症をキーワードにこのブログを閲覧して下さる方が大勢いらっしゃいます。
がありましたので、お知らせします。
2012年9月28日、日本循環器学会主催の第6回プレスセミナーが都内で開催された。
本セミナーは、循環器疾患に関する情報をメディアを通じて広く一般市民に提供することを主眼としており、今回は約40名のメディア関係者が参加した。
今回のテーマは「肺高血圧症について」。肺高血圧症は長年、予後不良の疾患であったが、近年の薬剤の開発とともに予後も改善されつつあることから、 診療においては正確な診断と治療法の適正化、早期発見の重要性が訴えられている。肺高血圧症の疾患概念および治療の変遷を整理し今後の課題を示すべく、4 名の演者による講演が行われた。
◆開会・座長挨拶
福田 恵一 氏(慶應義塾大学医学部 循環器内科 教授)
◆講演1 「肺高血圧症の病態」
武田 裕 氏(名古屋市立大学病院 循環器内科 講師)
肺高血圧症は予後不良の希少疾患であるが、近年、病態の解明と治療薬の開発が進み、治療法が著しく進歩しつつある疾患として注目されている。
武田氏は、肺高血圧症の病態等を概説するとともに、早期発見・早期治療の重要性について述べた。
◆講演2 「肺高血圧症の診断」
佐藤 徹 氏(杏林大学医学部 循環器内科 教授)
わが国における肺高血圧症の有病率は、厚生労働省の難病登録集計を基にすると、肺動脈性肺高血圧症(PAH)が100万人あたり10~15人で、う ち特発性PAHの年間罹患率は2~3人と稀な疾患であるが、診断技術の進歩とともに発見率が向上し、有病率は徐々に増加している。
佐藤氏は、肺高血圧症診療の変遷においての自身の経験を交えつつ、肺高血圧症の診断について講演した。
◆講演3 「肺高血圧症の治療」
松原 広己 氏(独立行政法人国立病院機構岡山医療センター 臨床研究部長/循環器科 医長)
肺高血圧症は、近年の治療薬の登場を受け、疾患の概念が大きく変わりつつある。松原氏は、近年、顕著な進歩を遂げてきた肺高血圧症の治療について概説した。
最後に松原氏は、肺高血圧症患者の長期生存を目指すには、「肺動脈圧などの血行動態を正常に近づける努力が必要で、そのためには早期から積極的な治 療介入が必要である」と強調し、さらに「現在の治療薬により、完治はできずともほとんどの患者で血行動態が改善できるようになりつつあり、長期生存が期待 できる状況である」と述べ、講演を締めくくった。
◆講演4 「膠原病による肺高血圧症」
桑名 正隆 氏(慶應義塾大学医学部 リウマチ内科 准教授)
わが国で肺動脈性肺高血圧症(PAH)と診断されている患者のなかで最も多いのは、基礎疾患として膠原病をもつ患者である。そして、膠原病患者において肺高血圧症は主な死因の1つであることから、その克服は予後改善の課題となっている。
桑名氏は、膠原病による肺高血圧症について、基礎疾患の膠原病の解説とともに講演した。
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診断が難しいとされている肺動脈性肺高血圧症ですが、今後の課題についてお知らせします。
今後の課題―早期発見・早期治療へ―
現在、肺高血圧症の研究の進歩とともに肺高血圧症と早期に診断される患者が増え、多くの患者が早期に治療を開始できるようになりつつある。最後に武 田氏は、「今後もこの傾向を進め、より多くの患者を早期発見・早期治療へとつなげることが重要であり、このことが患者の生存率の改善に寄与するだろう」と 述べ、講演を締めくくった。
肺高血圧症診断の進展と今後の課題
佐藤氏は肺高血圧症の診断の歩みについて、自身の経験を振り返り、「1990年代の心エコー図検査の普及」、「1999年にわが国でもPAHの新し い治療薬が使用可能になり、治療へのモチベーションが増して診断方法の工夫がなされたこと」、さらに「重症度を判定するさまざまな検査手法が開発されたこ と」などにより診断法が進歩してきたと述べた。
最後に佐藤氏は、「肺高血圧症は症状が労作時に出現しても安静時には出ない場合があり、こういった患者では通常の安静時に行う検査では肺高血圧症と 診断されず、これが診断における課題の1つである。このようなケースでは運動負荷をかけて心エコー図検査を行う方法が有用であると考えられ、これにより現 在よりも早期の段階で診断が可能になるだろう」と今後の診断法の進歩への期待を示し、講演を結んだ。


塩分と高血圧(2) 天然塩のお好み摂取について

塩分と高血圧の関係、解釈から医者は「減塩」と言い、疫学調査は「無関係」ということで、何も考えることなく医者に言われることを忠実に実行し、医者から言われるとおりに降圧剤を服用できる人はさておきまして、私のように降圧剤を一生続けることに不安を感じたり自分で何とかしてみたいと思う人間は「一体全体、どうすりゃいいのさ」と迷うばかりとなります。

前回の塩分と高血圧(1)の最後に「続きは、改めてとしますが、現在、私は天然塩を毎日好きなように一日1.5~2リットルの水とともに摂っています。」と書きましたが、そこに至った理由を書いてみます。

その元となるのは、次に記します今までに私が得た情報で私個人が自分都合により解釈してなるほどと思ったものであります。

1) 十数年前にアメリカで行われた生活調査(二十万人余を対象にした)の結果、塩をあまり摂らない人(1日平均2g)からかなり摂る人(1日平均11g)までを4段階に分けて調べたところ、塩を多く摂る人ほど健康で長生きしていることが分かったというデータ。

2) 食塩を摂取したときの血圧の変動に個人差(食塩感受性)があることがわかってきたこと。

「食塩感受性」について
高血圧症の人で、ひとつは食塩の摂取により血圧が上昇しやすく、減塩或いは利尿薬服用で血圧が下がる「食塩感受性高血圧」というタイプと、もうひとつの食塩を摂取しても血圧の上昇が少なく、減塩や利尿薬服用に対して反応しない「食塩非感受性高血圧」があって、後の「食塩非感受性高血圧」のほうが多いそうです。

3) 食塩(ナトリウム)以外の栄養素(ミネラル、ビタミン、タンパク質など)の摂取が血圧に影響する。
即ち、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルに血圧を下げる作用があり、食塩と一緒にカリウム、カルシウム、マグネシウムを多く含む食品を摂っていると血圧が下がる。
また、ビタミン、タンパク質などが不足していると、摂取する食塩の影響が大きくなりよくない結果になり易い。

以上のようなことです。
私自身が「食塩非感受性高血圧」なのか、そもそも現在高血圧症なのかそうでないのかさえ分かっていないようでは話にならないと自分では思っているのですが、血圧に関することだけでなく自分の真の健康を達成、管理するために継続して実行している事柄の中のひとつとして天然塩のお好み摂取はそれはそれで良いことだと思い続けています。


肺高血圧症のお薬の、もうひとつのドラッグ・ラグ

のことを書きましたが、日本で承認されても、実際に使うときに問題があるお薬というのもあります。
たとえば、。のお薬です。
混合性結合組織病(MCTD)や全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症(SSc)、多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM)などでも、合併することのある、ちょっぴり身近な病気です。
このお薬、認可はされているのですが、薬価がおそろしく高いのです。
、もします。ポンプで持続点滴すると、10 ng/kg/分で1ヶ月、60万円。100 ng/kg/分なら1ヶ月で600万円、年間で7200万円かかるのです。この価格設定は、実は日本特有で、アメリカの10倍くらいの値段なのだそうです。
もともと、フローランをちょっと使って、飲み薬に切り替えていくということを想定した価格設定だったそうですが、実際の使い方としては、病状によってフローランは増量していくのがよくて、一旦はじめたら、やめない方がいいとか、継続した大量投与がいいとかいう研究結果が出てきています。でも、日本では、高いから、なかなか増量できない、というジレンマが。
特定疾患で公費対象であると自己負担は、限られていますが、保険組合には重い負担としてのしかかります。たとえば、それを理由に退職なんかさせられたら大変です。
もうひとつ、あまり知られていませんが、「減額査定」というもので、ひっかかることもあるようです。わたしも詳しくないけれど、監査機関が「不要な検査・投薬だ」と言ったり、医療機関が提出するレセプト(診療報酬明細書)がおかしい、と認めた場合、その部分は保険組合からお金が出ないようです。そのお金は、病院が負担することになります。
…「これは不適切」とつっぱねられたら、金額が金額だけに病院の経営に重くのしかかります。っていうか、経営がなりたちません。病院としても、そういう処方をする先生を置けない…なんてことも起こりかねないのです。
だから先生としては、増量した方がいいなぁと思っても、思うように増量できない場合も出てきてしまいます。
これって、現実的でない価格設定が引き起こしたといえます。
実は、発売からもう10年。特許切れをむかえて、ジェネリックを発売することを検討する会社も出てきたのですが、アメリカ並みの価格を実現することはむずかしかったようです。
肺高血圧症の患者さんは増えているそうですが、フローランの売り上げは100億円程度だそうですね。すごい金額に見えますが、認可のためにいろんな検査をしたり、保障をしたりするためには、ぎりぎりの売り上げなんだという人もいます。
いい方法はないのかなぁ、といろいろ見ていたら、東大医科研先端医療社会コミュニケーションシステムの」と書かれていました!
研究データは持っているわけだから、自分で自分のジェネリックを作れば、創薬のコストは圧縮できるかもしれません。
もうひとつ朗報が。
新しい薬、が出てきています。
これは、フローランより少し安定したお薬のようです。2002年にアメリカで売り出され、日本でも一昨年2008年から治験が進められています。目標は2012年の発売。今度こそ、使える価格で発売されてほしいものです。
こうした薬価の問題、もしかしたら、特定疾患の公費負担によって、患者から見えにくくなっている部分もあるのかもしれませんね。
でも、患者にとって、大事な問題。見逃しちゃいけないなぁと思います。
膠原病の患者の傍らによくあるプレドニンは薬価が安いのですけれど、今も、新薬の開発がつづけられています。も、フローランと同じ会社のお薬ですね…。
期待の新しいお薬が使えない価格にならないように、見守っていきたいと思います。
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ナース見習いメモ

Q. 糖尿病や高血圧の人でも試験に合格すれば看護師になれますか?

A. 国家試験に通れば看護師にはなれますただし、就職の際には多少ハンディになります過去に糖尿病を持った新人さんがいましたが、コントロール不良で欠勤が多結局退職されました逆に不規則な勤務の中でコントロールしながら定年まで勤め上げた方もいました



Q. こんにちは。私は高校一年生の女子です。私は一応学校での進学クラスに所属しています。(とはいえ学校のレベルが高くないのでクラスの成績も、私自身の成績もたかが知れていますが)私の将来の夢は看護師なのですが、実務経験を積んだあと、看護学校や大学の教員になりたいと考え始めました。保健師も視野に入れていますが、家のことを考えて進学後はすぐに働きたいと思っています。そこで、看護師から看護関係の学校の教員になるにはどのような条件が必要でしょうか?また、保健師同様大学院まで行かなければいけませんか?大学は今のところ志望は北大か札幌市立大を考えています。現職看護師の方、教員の方、保健師の方のご意見をお聞かせ願いたいです。

A. 看護系大学の教員の場合です。現状の募集に対しての最低限必要な応募条件は下記のとおりです。・大学院卒業の学歴(最低限で修士号取得。博士号取得が望ましい。)・臨床経験3~5年以上地方の新設私大の助教や助手の場合、学卒でも採用されることがありますが、たいてい1~3年の任期が切れた場合、更新されにくいですし(その間により条件のよい人がいれば、その人を採用する方向に話が進む)、その後講師となって他大学に行くこともできません(応募条件を満たさないため)。1~3年の任期の期間内のみ、大学の雰囲気を味わってみたい、というだけなら止めません。また、助教の場合は「教育経験」としてカウントされますが、「助手」の場合は教育経験とみなされません(文科省の基準なので文句は言えない)。北大を志し、母校の教員になりたい、と望むならば、北大の大学院で博士号まで取得しておかないと難しいでしょう。専門学校の教員の場合はなり方が異なるため、学歴はここまで厳しく必要とされません。むしろ、臨床経験のほうが重要視されます。こちらについては、詳しい人からのレスが付くといいですね。〉保健師も視野に入れています北大は保健師養成を辞めていますので、保健師には決してなれません。看護師資格しか取れませんので、仕方ないです。また、札幌市立も選抜制のはずです。北海道内の看護系大学は保健師養成を辞めたか、選択制にしたかのどちらかで、卒業要件に保健師国家試験受験資格を残している大学は1校もなかったはずです。国内で最も早くその路線を打ち出した都道府県なので。北大進学を選択するなら、4年次冬に保健師養成の専門学校(1年課程)に進学しなくてはなりません。札幌市立が選択制で保健師養成を残しているなら、入学時から成績上位10~20位をキープし続け、選抜試験に合格しないと資格そのものが取得できませんので、一切「保健師になる」目はありません。「保健師になる」ことを最優先するなら、確実な資格取得を見据え、道外の大学に進学するしかありません。とはいえ、国内に確実に保健師国家試験受験資格の取得を保証している大学は30校(H24年4月現在。今後は減少する一方)しかないので、かなりの激戦になるでしょうが。あと2年間、よくよくご検討ください。



Q. 8年前に看護師試験に合格しました。しかしその時は看護師として働く意思がなく、免許の申請もしませんでした。今になって免許の申請だけでもしておけば良かった・・と思っています。これから申請することは可能でしょうか。

A. 無理ですまた免許とるしかありません


いい、おしめりですネ・・・・・・・・


山田氏から、緑の王国の路地植えの「さくらそうに寒冷紗をかけました」とメールが届きました。
14日の雪から、「緑の王国」の路地植えのさくらそうが、
凍結と乾燥で芽(さくらそう)が露出してしまいました。
23日、再度増し土・寒冷紗をかけて、完了しました。
今日は非常に暖かく、寒冷紗要らない?ように思われましたが、
まだ、春は遠そうなのでびっちり敷き詰めました。
写真添付しましたので確認してください。


「お酢の牛乳割り」で高血圧対策に取り組み中

確か一昨年でしたか「タニタの社員食堂のレシピ」が評判になりレシピ本が物凄く売れたそうです。それを受けて、タニタは東京・丸の内に一般の方が利用できる「タニタ社員食堂」をオープンさせてます。
そういう流れからでしょうか、「お酢&関連商品」を販売している「ミツカン」が幻冬舎から「ミツカン社員のお酢レシピ」というレシピ本を出版して、売れに売れているそうです。
※その本の表紙


※裏表紙です


そのレシピの中で、「お酢の牛乳割り」というのがテレビで紹介されていたので、6月下旬くらいからほぼ毎日、一日1杯飲んでいます。
何故かと言うと、実際これを3か月ほど飲み続けたあるミツカン社員さんが、血圧の上の数値が130超だったのが110位にまで下がったというコメントをしていたからです。


私の記憶では、自分の血圧の数値で一番良かったのが45,6歳のころ「50~100」程度でした。しかし、50歳を過ぎてからは上は150超えになってしまい、それ以来、血圧剤を服用せざるを得なくなっています。
そんなこともあって、何かいいサプリメントがないものか、と考えていたところでした。
まあ、これで結果が良ければ最高だと思って、毎日飲み続けています。


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土曜日は午後から山友会主催の雪崩講習会が青山町の西部公民館でありました。
ビーコンの基礎知識を習いました。講習会を受けるのは3回目なり今回はN島さんからのお誘いがあり山に同行する機会も多くなり互いの知識向上に向けて参加しました。
参加者は9人になり一般の参加者はN島さんと俺とS々木になりました。山友会のI川さんK保さんらお馴染みの顔ぶれでした。
講師は今回も宮城の労山の鈴木さんがあたりエンジニアらしく話しは正直大方が理解でませんでした。
今回は新たに大切なポイントがありそれは信じがたい事にビーコンには送受信に周波数のずれがあると言うことでした。
それを調べられる機種はピープスに限られます。ちなみそのピープスのビーコンを持っていますけどバージョンが古くバージョンアップする必要があるようです。
問題はその周波数のずれが機器の精度に現れビーコンにより相手の電波が受信しにくかったり最悪受信できないこともあるようです。
ビーコンの電波特性を理解するのにはラジオのチューニングを思い浮かべて下さい。ずれていると聞きづらかったり聞こえないと言うことになります。自身のビーコンのズレを先ずは知る事をおすすめします。
ビーコンが正常な場合はその電波曲線を理解する必要があります。端的に言うと携帯電話のアンテナと基地局との関係に近い物があります。
電波の特性は楕円形になりその中心曲線に導かれ乗る事になりこれを机上の講習で教わりました。