GreenPauseの風便り

実は、わたくし、2日前に急に夏風邪をひいてしまいまして・・・・。
セラピストは、病気しちゃいけないと常に健康管理に気を配っているのですが、
気候変動が激しかったり、疲労がたまっていたりすると、いけませんねえ。
身体が調整不能に陥ってしまう。
二日前の朝から、のどがちょっぴり痛くて、咳がではじめた。
検温すると、なんと、35,1度。
わたしの平熱は、36、2度くらいだから、相当低い。
そんなバカな・・と、何度計りなおしても、やっぱり35度。
やば!! 身体が冷えてる。
外気は35度近くあって、体はクーラーを欲しているのに、体温は冷えている。
これは、いいことじゃないな。内臓代謝がかなり落ちている。
冬の冷えより、夏の冷えの方が、ずっと怖いことを良く知っているわたくしは、
まず、39度~40度のお湯で半身浴を30分ほど行った。
次に、葛根湯をお湯に溶かして服用。
葛根湯は、風邪の初期に使うと便利な漢方薬で、
身体を温め、免疫力を高めてくれる。
服用後、身体が温まったが、同時に倦怠感が増してきた。
風邪の中期に入ってしまったようだ・・・。
でも体温が36,9度にまで上昇。 よしよし。
これで、まともになった。
ただ、なんとなくお腹が冷えている気がする。
ホッカイロを痛みのある臀部と右下腹部に貼り、
温めたハーブパックで、腹部を加温。
外側は暑いのに、腹部はいくら温めても熱く感じない。
これは、相当、内臓が冷えてるということ。身体も相当だるくなってきた。
用事を全てキャンセルして、一日、休養を取ることにした。
食欲はないから、水分だけはとるようにする。
のどの痛みは、タイムとセージで作ったうがい薬で対処した。
そのうち、ひどい頭痛がして、目の奥が痛くなってきた。
ラベンダー水に氷を浮かべて、タオルを浸し、額に当てて冷湿布。
冷たくて、いい気持ち・・・・。
熱は、37度まで上がった。体中が痛くて、頭ががんがんする。
もう、何もする気になれない。
眠れれば楽なのに、苦しくて寝られない。
一人指圧を試みる。
膀胱経、小腸経が虚していて、三焦経、胆経が異様に張っている。
できれば、誰かに押してもらいたいな・・・・。
冷えから、内臓機能がかなり低下しているのを感じる。
とにかく、内臓を温めよう!!!
二日目。
相変わらず37度。頭痛と体の痛み、全身の倦怠感にさいなまれる。
症状の改善はほとんど見られない。
参ったなあ。
午後の会議は休めないから、それまでには何とか改善したいが・・・。
ホメオパシーのアコナイトを服用。
ただ内臓の冷えは、あまり感じなくなってきている。良い兆候だ。
とにかく、ゆっくり休養するしかない。
ひたすら横になって寝る。
頭痛のために、大好きな読書もできないから、目を閉じてテレビの音を聞いて過ごす。
だんだん頭痛が激しくなってきて、目から涙が出てきた。
血圧160-100に上昇。 やぱ!!!
呼吸法と一人指圧を続ける。瞑想をする元気はない・・・。
呼吸法でなんとか血圧が下がったので、会議に出席する。
帰宅と同時に布団に倒れ込む。
頭痛と目の痛みがひどくなってきたので、
夜、ついにあきらめて、鎮痛薬を1回だけ服用。
薬は偉大だ~~~~!! 頭痛が取れた~~~~!!!
3日目の朝。
おお~~、頭痛や体の痛みが取れている~~~。
若干の倦怠感はあるが、体は随分楽になっている。
よ~~~~し。今回もなんとか乗り切った!!!
鎮痛薬を1回だけ服用したのは、悔しいが、ま、良しとしよう。
実は、風邪をひいたとき、
つらいからって、すぐに薬で症状を抑えると、
逆に回復までの時間が長引く。
症状がそれほどひどくなければ・・の条件つきだが、
できるだけ、風邪の症状を味わいつつ、我慢するのが良いのです。
風邪というのは、ある意味、
生活の不摂生やストレスなどで、ゆがんできた身体を
熱を出したり、だるくして無理やり休養させることで、
身体の歪みを取っているんですよね。
なので、上手に風邪をやり過ごすと、
かえって、身体の調子は元より良くなります。
ちなみに、最初の画像のランちゃんは、横になっているわたしのそばで、
ずっといっしょに寝てくれていたのでした。

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