脳梗塞後遺症及び高血圧症を呈した症例



「脳梗塞後遺症及び高血圧症を呈した症例」


Ⅰ.はじめに
今回を脳梗塞後遺症及び高血圧症を呈した症例を担当させていただく機会を得ましたのでここに報告させていただきます。
Ⅱ.症例紹介
(1)〔一般的情報〕
氏名 :N.H様
年齢:83歳
生年月日:大正15年8月19日生まれ
趣味:発症前まで踊り 現在は特になし
主訴:裁縫がしたいけれど無理だと思う。
ホープ:特になし
ニーズ:裁縫のように手を使用した趣味を作りたい
職業:発症前まで裁縫関係の仕事(退職した時期は不明)

(2)〔医学的情報〕(カルテ情報)
診断名:脳梗塞後遺症
現病歴:平成10年12月5日に脳出血にて右片麻痺となり、歩行不能となった。K病院にて保存療法、リハビリを施行し、車椅子の移動までで歩行は不能のまま、ほとんどベッド上生活となった。
既往歴:平成2年 脳出血、高血圧症
入所理由:独居で介助者不在のため、平成15年12月よりK病院より入所
介護度:要介護4
服薬:ペルジピンLA、カマ
(3)他部門からの情報
Ⅰ)介護士
初期:集団リハには声掛けをすると毎日参加している。最近車椅子での姿勢が崩れているため小まめに姿勢の修正を行っており、座位時の姿勢の保持をしてもらいたい。移乗動作の際に立ち上がりの介助量を軽減できたらいい。口腔ケアに関しては、口頭指示のもと行えば自分でできると思うとのこと。日常生活では最近車椅子座位にて麻痺側に傾くため、気が付いたら姿勢の修正が必要である。
最終:右大腿部の疼痛が出現し始めてから、日中の生活上では介助量の増加、疼痛の訴えなどはなく、変化は見られない。初期時と同様、車椅子座位時に麻痺側へ傾くことがあり、姿勢の修正を行う必要がある。
2)ケアマネ
初期:家は去年売却されており、今後のケアプランとしては特別養護保健施設への入所か終身として考えている。長男とは折り合いが合わず絶縁状態であり、長女は嫁ぎに行き、同居が不可能である。家族のニーズとしては「今まで道りでいい」と述べている。
(4)〔社会的情報〕
1)家族構成
(5)〔リスク管理〕
高血圧
(6)バイタルチェック 単位:mmHg
6月11日 評価前 評価後 収..





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