酵母菌で高血圧予防

脳卒中や心筋梗塞などの重大な成人病を誘発する大きな原因として知られており、高血圧を予防することで多くの病気のリスクを軽減することができます。
厚生労働省が実施している患者調査によると、平成20年度の高血圧の総患者数は796万人にも及んでおり、自覚症状のない患者も含めると、およそ4000万人に上ると推定されています。
日本における死因のトップはガンですが、高血圧が原因となる心臓病と脳卒中を合わせた死亡者数は全体の3分の1を占めており、その数はガンを大きく上回っています。
高血圧の原因はいろいろありますが、塩分の摂り過ぎやドロドロ血液などが主な要因として挙げられています。
酵母菌には、ナトリウム(塩分)とのバランスを調整するカリウムが豊富に含まれており、カリウム不足による高血圧を未然に防ぐことができます。
また、酵母菌に含まれる核酸成分『アデノシン』には血管を拡張させる作用があり、高くなり過ぎた血圧を下げる抑制作用があることが確認されています。
さらに、核タンパクに血圧の上昇を促す『ACE(アンジオテンシン変換酵素)』のはたらきを阻害する効果があることも実験によって明らかとなっています。

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