新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

こんばんは

今日は昨年末に大学に入ってきた新しい機械を初めて使用して、実験をしておりました。というより、一回目は使ってみようという感じでしたが・・・。

 

同じ機械を交代交代で予約している感じで、次に使うことができるのは今週の金曜日ということになりました。

 

さて、話は変わりますが・・・僕が「医学教育」というものや、「医局の改革」というものをこのBlogで訴えて、もう6年以上になります。

 

医局改革・・・といっても「医局の役割」がはっきりしないことには改革というのも難しいだろう と思います。

 

医局にはよく「臨床」「研究」「教育」の役割があるといいますが、臨床に関しては「大学病院」と「市中病院」で患者の層が異なるというところはありますが、様々な病院、クリニックで行われております。その内容は大学病院でなくてはできないもの というのもありますが、ある程度医師が集まればできる というもののほうが多いように思います。

 

研究に関しては「医局」というものの役割は大きいと思っていますが(なんといっても、現在院生ですしね)、研究に関してだんだんその余裕がなくなっているのが実情ではないかと思っています。上の3項目の中で「他人に与える影響」が少ないのが研究ですから。

臨床は患者さんに不利益が、教育は学生・研修医に加え、彼らが将来見るであろう患者さんたちに不利益が生じます。

 

研究も確かによい研究がなされるのとなされないのでは大きな違いがありますが、「捕らぬ狸の皮算用」では話になりません。

 

教育は最近「アメリカ」でも「医学教育の質」の担保を求める動きが出ておりますが、試験だけでは測りえないものが医学という分野には重要である・・・ということを示していると思います。

 

日本の医学教育はまだまだ発展途上であり、学生や医師本人の「熱意」や「能力」に依存しているところがあります。また、「医療格差」をなくすために「大学ごとの違いをなくす」必要はなくとも、「より良いところをお互いに取り込もう」とする考えは重要だと思います。

(42) (過去記事の一部)

 

最近、少しこういうことを考えております。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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なかのひと

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それでは、また。

 

 

 

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