朝日カルチャーセンター☆ブログ

<秋色の韓国・済州島ウォーキングの旅>
10月27日から30日の4日間、梅田教室で世界遺産講座の講師を務める久保美智代先生と世界遺産の韓国・済州島を巡るツアーが行われました。
講座は8年目になりますが、ツアーは初めてだそう。どんな旅になったのでしょうか? 久保先生のリポートです。
済州島といえば、「東洋のハワイ」とも言われ、リゾートのイメージがありますが、韓国最高のハルラ山(1950m)をはじめ、
溶岩洞窟や柱状節理など丸ごと火山でできた島なんです。
今回は、ハルラ山の紅葉に合わせて訪れ、往復7時間かけて山をハイキングしました。

秋色に染まるハルラ山
前日に雨が降ったせいで、初めはうっすら霧に煙る山並みでしたが、急な斜面をぐんぐん登るに従って、雲はとれ、一面秋色の高原が姿を現しました。
正面には青空を背景にくっきり浮かぶハルラ山。ここまでの疲れが嘘のように足取りが軽くなります。なんと、ここで結婚写真を撮るカップルに遭遇。
参加者全員で声をそろえて、「モシッソヨ~!(素敵)」と叫ぶと、二人が照れ笑い。幸せを分けてもらいました。

ハルラ山で撮影するカップル♪
そして、ハイキングに慣れてない方もいらっしゃいましたが、何とか全員ゴールイン。一気に連帯感が高まります。

翌日は、城山日出峰という頂上にすり鉢状の巨大な噴火口がある岩山に登りました。その名の通り、日出の名所なのです。
真っ暗なうちから登りはじめ、じ~っと待っていると、
水平線のかなたに朝日が顔を出しました。みなさん顔をオレンジ色に染めながら、「きれいねぇ」とうっとり。

城山日出峰から眺める朝日
早起きした甲斐がありました。その後、名物のアワビ粥を食べ、海岸に出てみると海女さんが作業をしていました。
年齢を聞くと、79歳! なのに、重さ7~8㌔のおもりをつけて、海に出るんですって。小学生の頃に習ったという日本語を思い出し、
「赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い」と話してくれると、参加者から拍手が送られ、みんなが笑顔になりました。

現役・海女さん(79歳)の話に聞き入る
今回のツアーは食べ物にもこだわりました。豚カルビの焼き肉はもちろん、キジ肉のしゃぶしゃぶやヨモギのうどんすきなど、
済州島はグルメの島でもあるのです。中でも、生きたタコがあつあつの鍋で踊る海鮮鍋は最高でした。歯ごたえのある大きな
アワビも忘れられません。大人数で鍋をつつく醍醐味もツアーならではの良さですね。
さらに、最終日に訪れた正房瀑布では、海女さんがタライで売っていたアワビをその場で刺身にしてもらって、
マッコリを飲みながらミニ宴会です。

海岸では、アワビの刺身とマッコリでミニ宴会

海鮮鍋にはこんなに大きなアワビも!
ツアーといっても、個人旅行の感覚も味わっていただけるよう余裕をもったスケジュールにしていたため、多くの人と出会い、
ハプニングにも対応できました。いつもは家族ででかけることがほとんどですが、皆さんと旅の面白さを共有することができ、
本当に充実した思い出に残る旅になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。梅田教室の受付の壁には全員で撮った写真を
飾ってありますので、ぜひご覧ください。
そして、第二弾は来年秋、ハワイ島を予定しています。来年にはチラシが出来上がると思いますので、ぜひぜひご注目くださいね。
それでは皆様、2013年もよいお年をお迎えください♪
梅田教室で聞ける!
久保美智代先生の講座は



2013年3月6日(水)13:00~14:30も受付中!
お問い合わせは、梅田教室06-6348-1450までお待ちしております^ ^
(梅田教室は12月28日~1月4日まで休館いたします)

Leave a Reply