ゆきちゃん通信++日記++


今日の主役は
虹の原養護学校での同級生7名です。
壇上にまで上がって紹介されて・・・・
こうなったら
開き直るしかありませんでした。(笑)
でも、
来賓には
中学部や高等部時代の
先生方もいらっしゃって
楽しい再会の場になりました。
NPOの代表のOさんは
「自分の子どもの時には
大村市の成人式に連れて行けなかった。
障害のある人たちが
気兼ねなく参加できる
成人式をやってあげたかった。」
と、挨拶されました。
その第一回の成人のお祝い会が
由紀子たちだったそうです。
ありがとうございます。
式典の後は
アトラクションで
ろう学校の太鼓と
コーラスの発表がありました。
まずはろう学校の太鼓です。

音を聞くことのできない彼らが
奏でる太鼓の音は
すばらしかったです。
きっと骨振動で
リズムをとっているのだと思いますが
一糸乱れぬ演奏に大拍手・・・。
その拍手ですが・・・
演奏の前に
司会者の方から
「演奏をしているみなさんには
拍手は聞こえないので
手話での拍手をお願いします。」
と、いうお話しがありました。
耳の横で手のひらを
ヒラヒラとさせるのが
手話での拍手だそうです。
演奏の前に
由紀子にも教えました。
そして、演奏が終わった時
私たちは
そのすばらしさに
つい、手話ではなく
普通の拍手をして
慌てて手話に切り替えたのですが・・・
由紀子は・・・
演奏が終わるたびに
間違えることなく
手話で拍手をしていました。

一回の説明で
きちんと理解した
由紀子にも拍手です。
その後、コーラスの発表

ずっと静かに聴いていた
由紀子さんですが
最後の曲目が
「さんぽ」だと解かった途端
「さんぽは嫌い!
おしっこ!!」
..・ヾ(。><)シ
と、大きな声で叫んで
席を立ってしまいました。
(;^_^A アセアセ
他の同級生たちは
すっかり落ち着いて
最初から最後まで
静かに参加できたのに
相変わらずの由紀子さんでした。(笑)
でも、会場のみなさんは
笑って許してくださいました。
ありがとうございます。
私・・・
この会が
こんなに立派な催しだと知っていたら
きっと参加するのを躊躇したと思うんです。
でも、知らなくてよかったです!!(笑)
何も知らなかったから
由紀子を主賓として
参加させることができました。
たくさんの人と
再会することができて
たくさんのお祝いの言葉を頂いて
由紀子もとてもうれしそうでした。
普段着で
普段通りの由紀子として
会に参加させてくださったみなさんに
心から感謝します。
本当に
ありがとうございました。
m(_ _)m
=END=


朝日カルチャーセンター☆ブログ

<秋色の韓国・済州島ウォーキングの旅>
10月27日から30日の4日間、梅田教室で世界遺産講座の講師を務める久保美智代先生と世界遺産の韓国・済州島を巡るツアーが行われました。
講座は8年目になりますが、ツアーは初めてだそう。どんな旅になったのでしょうか? 久保先生のリポートです。
済州島といえば、「東洋のハワイ」とも言われ、リゾートのイメージがありますが、韓国最高のハルラ山(1950m)をはじめ、
溶岩洞窟や柱状節理など丸ごと火山でできた島なんです。
今回は、ハルラ山の紅葉に合わせて訪れ、往復7時間かけて山をハイキングしました。

秋色に染まるハルラ山
前日に雨が降ったせいで、初めはうっすら霧に煙る山並みでしたが、急な斜面をぐんぐん登るに従って、雲はとれ、一面秋色の高原が姿を現しました。
正面には青空を背景にくっきり浮かぶハルラ山。ここまでの疲れが嘘のように足取りが軽くなります。なんと、ここで結婚写真を撮るカップルに遭遇。
参加者全員で声をそろえて、「モシッソヨ~!(素敵)」と叫ぶと、二人が照れ笑い。幸せを分けてもらいました。

ハルラ山で撮影するカップル♪
そして、ハイキングに慣れてない方もいらっしゃいましたが、何とか全員ゴールイン。一気に連帯感が高まります。

翌日は、城山日出峰という頂上にすり鉢状の巨大な噴火口がある岩山に登りました。その名の通り、日出の名所なのです。
真っ暗なうちから登りはじめ、じ~っと待っていると、
水平線のかなたに朝日が顔を出しました。みなさん顔をオレンジ色に染めながら、「きれいねぇ」とうっとり。

城山日出峰から眺める朝日
早起きした甲斐がありました。その後、名物のアワビ粥を食べ、海岸に出てみると海女さんが作業をしていました。
年齢を聞くと、79歳! なのに、重さ7~8㌔のおもりをつけて、海に出るんですって。小学生の頃に習ったという日本語を思い出し、
「赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い」と話してくれると、参加者から拍手が送られ、みんなが笑顔になりました。

現役・海女さん(79歳)の話に聞き入る
今回のツアーは食べ物にもこだわりました。豚カルビの焼き肉はもちろん、キジ肉のしゃぶしゃぶやヨモギのうどんすきなど、
済州島はグルメの島でもあるのです。中でも、生きたタコがあつあつの鍋で踊る海鮮鍋は最高でした。歯ごたえのある大きな
アワビも忘れられません。大人数で鍋をつつく醍醐味もツアーならではの良さですね。
さらに、最終日に訪れた正房瀑布では、海女さんがタライで売っていたアワビをその場で刺身にしてもらって、
マッコリを飲みながらミニ宴会です。

海岸では、アワビの刺身とマッコリでミニ宴会

海鮮鍋にはこんなに大きなアワビも!
ツアーといっても、個人旅行の感覚も味わっていただけるよう余裕をもったスケジュールにしていたため、多くの人と出会い、
ハプニングにも対応できました。いつもは家族ででかけることがほとんどですが、皆さんと旅の面白さを共有することができ、
本当に充実した思い出に残る旅になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。梅田教室の受付の壁には全員で撮った写真を
飾ってありますので、ぜひご覧ください。
そして、第二弾は来年秋、ハワイ島を予定しています。来年にはチラシが出来上がると思いますので、ぜひぜひご注目くださいね。
それでは皆様、2013年もよいお年をお迎えください♪
梅田教室で聞ける!
久保美智代先生の講座は



2013年3月6日(水)13:00~14:30も受付中!
お問い合わせは、梅田教室06-6348-1450までお待ちしております^ ^
(梅田教室は12月28日~1月4日まで休館いたします)


高血圧について 「降圧剤」

高血圧、、、いやですね。みなさまが、特に中年以降の方々がこの症状に気を使っていらっしゃいます。
多くの方々が降圧剤を服用されています。
私の考えでは、必要な場合は降圧剤を恒久的に服用することも考えるべきだと思います。
「知っているよ!」といわれる事を承知で少しお話をして見ます。
ある患者さんは降圧剤を服用していらっしゃいますが、ご自分の血圧計で計ってみて、値が正常のときはこれを服用するのをやめていますとおっしゃってました。
これが一番よくない。医師がそうしろといっている以外には、降圧剤は恒久的に飲み続けるのが安全です。
降圧剤を素人判断で飲んだり飲まなかったりしていると、血管内の圧力が、「あるときは非常に高く、あるときは普通だ」という状態が繰り返されます。
これが血管に「割れ」をつくる=「破裂する」原因を作る事になります。
昔、すき焼きをするときにゴムホースでつないだコンロを食卓の上において調理をされたことがあるでしょうか。あのオレンジピンクっぽい色のゴムホースが古くなっていて、表面に「割れ」が入っていたのを見たことのある方も多いと思います。降圧剤をいいかげんに飲むと、まさにこういった状態になり、血管の破裂予備軍となるわけです。
逆に少しくらい、血圧が高くとも、その値が上下せずに一定ならばそのほうが安全です。
もう一つ、現在は降圧剤の質が大変よくなっているので、医師の指導の下であれば毎日毎日服用してもまったく問題はありません。
しかし、ときどき体質に合わないタイプの降圧剤も存在します。多くの場合服用した翌日くらいから、息切れが始まり、少し歩いたり階段を上っただけで苦しくなることがあります。こういったときはすぐに担当の医師に相談して、薬を変えてもらいましょう。
次回は東洋的な人体の観方、陰陽観などについてお話をしたいと思います。


糖尿病や高血圧の人でも試験に合格すれば看護師になれますか?

Q. 糖尿病や高血圧の人でも試験に合格すれば看護師になれますか?

A. 国家試験に通れば看護師にはなれますただし、就職の際には多少ハンディになります過去に糖尿病を持った新人さんがいましたが、コントロール不良で欠勤が多結局退職されました逆に不規則な勤務の中でコントロールしながら定年まで勤め上げた方もいました



Q. こんにちは。私は高校一年生の女子です。私は一応学校での進学クラスに所属しています。(とはいえ学校のレベルが高くないのでクラスの成績も、私自身の成績もたかが知れていますが)私の将来の夢は看護師なのですが、実務経験を積んだあと、看護学校や大学の教員になりたいと考え始めました。保健師も視野に入れていますが、家のことを考えて進学後はすぐに働きたいと思っています。そこで、看護師から看護関係の学校の教員になるにはどのような条件が必要でしょうか?また、保健師同様大学院まで行かなければいけませんか?大学は今のところ志望は北大か札幌市立大を考えています。現職看護師の方、教員の方、保健師の方のご意見をお聞かせ願いたいです。

A. 看護系大学の教員の場合です。現状の募集に対しての最低限必要な応募条件は下記のとおりです。・大学院卒業の学歴(最低限で修士号取得。博士号取得が望ましい。)・臨床経験3~5年以上地方の新設私大の助教や助手の場合、学卒でも採用されることがありますが、たいてい1~3年の任期が切れた場合、更新されにくいですし(その間により条件のよい人がいれば、その人を採用する方向に話が進む)、その後講師となって他大学に行くこともできません(応募条件を満たさないため)。1~3年の任期の期間内のみ、大学の雰囲気を味わってみたい、というだけなら止めません。また、助教の場合は「教育経験」としてカウントされますが、「助手」の場合は教育経験とみなされません(文科省の基準なので文句は言えない)。北大を志し、母校の教員になりたい、と望むならば、北大の大学院で博士号まで取得しておかないと難しいでしょう。専門学校の教員の場合はなり方が異なるため、学歴はここまで厳しく必要とされません。むしろ、臨床経験のほうが重要視されます。こちらについては、詳しい人からのレスが付くといいですね。〉保健師も視野に入れています北大は保健師養成を辞めていますので、保健師には決してなれません。看護師資格しか取れませんので、仕方ないです。また、札幌市立も選抜制のはずです。北海道内の看護系大学は保健師養成を辞めたか、選択制にしたかのどちらかで、卒業要件に保健師国家試験受験資格を残している大学は1校もなかったはずです。国内で最も早くその路線を打ち出した都道府県なので。北大進学を選択するなら、4年次冬に保健師養成の専門学校(1年課程)に進学しなくてはなりません。札幌市立が選択制で保健師養成を残しているなら、入学時から成績上位10~20位をキープし続け、選抜試験に合格しないと資格そのものが取得できませんので、一切「保健師になる」目はありません。「保健師になる」ことを最優先するなら、確実な資格取得を見据え、道外の大学に進学するしかありません。とはいえ、国内に確実に保健師国家試験受験資格の取得を保証している大学は30校(H24年4月現在。今後は減少する一方)しかないので、かなりの激戦になるでしょうが。あと2年間、よくよくご検討ください。



Q. 8年前に看護師試験に合格しました。しかしその時は看護師として働く意思がなく、免許の申請もしませんでした。今になって免許の申請だけでもしておけば良かった・・と思っています。これから申請することは可能でしょうか。

A. 無理ですまた免許とるしかありません


乳がん患者のサロン2

前回のブログで紹介した「エンディングノート」、「終活」のアイテムとして用いられているようです。
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2012年12月10日(月)21:00 (産経新聞)
周囲に迷惑をかけず、自分らしく人生を締めくくりたい…。定年後に始めるイメージのあった「終活」が、東日本大震災を機に低年齢化しているという。象徴となる「エンディングノート」は、資産状況や葬儀の希望だけでなく、自分を見つめ、大切な人への思いを書き留めるメンタル重視型が人気。若いからこそ深刻にならず、「死の準備をすることで、より良い未来を」との前向き志向が共感を呼んでいる。
11月20日、東京都港区立商工会議所で「30代から始める終活セミナー」が開かれた。
29~42歳の男女12人が受講。システムエンジニアの矢野由佳里さん(32)は「震災発生時は都心の職場にいたが、激しい揺れに、もう家族と会えないかも…と不安がよぎった。死は身近なもの。後悔しない準備をしたい」と参加理由を語る。
高級エンディングノートを企画販売するトゥルートラジェが主催。渋谷圭一社長(45)は昨年、母親をがんで亡くした直後、資産の把握に苦労したり、祖先について聞いておけばよかったと後悔したりした経験から、▽資産状況▽延命治療、葬儀や墓の希望▽家や自分の歴史▽大切な人へのメッセージ-などを自ら記録することを提唱。「病床の親に資産のことなどとても聞けない。一方、働き盛りの突然死も多く、遺志表明に年齢は関係ない。記憶力が鮮明な若いうちに記録を始め、更新していくことを薦めます」
この日の講師は、人材開発や企業研修を手がける「自分楽」社長で静岡大大学院客員教授の崎山みゆきさん(47)。受講者に過去10年間の大事な出来事と目標を書き出させ、隣の席の人に2分間で伝える…という実践を行った。「自分の情報を整理し開示することは終活の基本。終活とは明日、自分がいなくなっても周囲が困らない準備。悔いのない生き方を歩んでいくことです」と崎山さん。
大型書店に10種近いエンディングノートが並ぶ時代。一昨年コクヨが発売した「エンディングノート もしもの時に役立つノート」(1470円)は30万冊の大ヒットを記録した。
一方、「あれこれ楽しく、遺言状を書こう。若いからこそ。」との作家、林真理子さんの推薦文の帯が目をひくのが、10月に発売された「未来に残すエンディングノート」(1575円)だ。
「震災を機に、多くの人が生と死を見つめ直している。万が一のときに誰かに託せるノートが必要」と考えた集英社女性誌企画編集部の40代編集者らが、フェイスブック上に編集委員会を立ち上げ、一般の20~50代女性1400人超の声を反映して制作した。「生き方が多様化した今、さまざまな方がカスタマイズできるよう工夫した。日記やアルバム感覚で自由に使ってほしい。自分のための覚え書にもなります」と萱島治子編集長。
「マイライフベスト10」「幸せ」「愛」の記録、「ありがとう」「ごめんなさい」のメッセージ記入欄など、誰もがヒロイン気分にひたって書ける仕掛けが乙女心をくすぐる。ピンクの表紙、ハート形ポケット付箋など華やかさにもこだわった。「プレゼントできるものを想定。これからの時期なら帰省のお土産に。正月に母と娘、姉妹で書いて、コミュニケーションツールとして楽しんでもらえれば」と田川久美副編集長。
数人の使用例を見せてもらったが、凝った写真の切り張りやイラストから、その人生や人柄が浮かんでくる。9日には、センスよく仕上げるコツを指南する講座を、東京都中央区の「銀座おとな塾」で開くという。
死は生物の宿命でありゴール。ならば早めに準備し、いつ死んでも後悔しないくらい現世を充実させたい。終活とは生きること、そのものなのだ。
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終末期をどうするか、すら、ビジネスにするっていうのは、すごいですねー。
とはいえ私も、早期に父が突然死したので、その後の処理には大変困ってしまいました。なんたって、お墓も即行で買うはめに。49日に間に合うようにです。
母は病死でしたが、確かに病床の親に資産のことなどとても聞けませんでした。が、家の金庫を開けたら、一番上に葬儀屋のパンフレットが置いてありました。さすが、癌患者。一応、心の準備はあったんです。
癌患者となってしまった人なら、多分、手術前に不要品は処分するんじゃないかと思います。女性ならば、出産前あたりに元彼系ラブレターなどの処理は済ませるでしょう。
しかし、「あれこれ楽しく、遺言状を書こう。若いからこそ。」
うまいなあ、林真理子。元コピーライターだっ。
そうそう、、、死者の灰をスイスでダイヤモンドに加工するサービスも、順調に伸びているそうですよ。主な注文者は、寡婦、子供を亡くした親なんだそうです。リングやカフスにして、身につけることが多いとか。
私は母が身につけた宝石を持っていますが、、、自分はつける気になりません。アクセサリーって、自分の好みのデザインでないと、どーもねえ…です。自分でデザインしたのを宝石屋に持っていったら、リフォーム代10万円ですと! なので、ほったらかしてあります。
こんな私ですので、たとえば親がエンディングノートを数十冊も書いていたとしたら、、、結構迷惑な気がします。スキャンして原本は処分したいと思っても、やっぱり捨てられない気がして。。。。
そうそう、家族写真はなるべく撮っておいたほうがいいですね。人生の節目は、皆、きちんと正装して。自分が乳癌になった時、この写真を見て生きる気力を得ました。
まあ、巷のビジネス根性に流されず、自分のスタイルを見つけることが一番だと思います。
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なかのひと
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高血圧とふくらはぎ

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ELLの足跡



1瓶 115g(約300粒)
2ヶ月分
5,775円(消費税込)
(本体価格 5,500円 消費税 275円)

【初回購入者限定企画】
800円相当の
弊社オリジナル
和紙健康タオル
プレゼント!
人は心身とも・・・

より良い状態で・・・

生きたいと願う・・・

わが身を知ること・・・

我が心を知ることこそ・・・

健やかな日々の始まり・・・

今日、さらに明日もまた・・・
私は病院へ行くのが苦手な方だ・・・まして“注射”などと聞けばなおさらだ・・・
何故、注射が嫌いなのかと聞かれれば答えようがないのですが・・・
痛いから?!・・・そうではないのです・・・じゃ、なぜ?・・・
かすかに残っている記憶にを辿ってみれば・・・
私が小さい頃、身体が弱かったせいなのか、病院で何度もお尻に大きい注射をされていた記憶が甦ってくるのです。
どうも、その時のトラウマのように思うのです・・・
ですが、こんな言い方をするのはよくないと思いますが・・・
お年寄りの方で病院が大好きな方もいらっしゃるようで・・・いろいろな薬袋をお持ちの方も・・・
今朝は、高齢者と薬についてのQ&Aを紹介してみようと思います。
~以下、1月22日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス高齢者と薬 




 







要Q&A










 











 
















 






 













 
















 






 







リ――何故高齢者は薬の影響を受けやすいのですか。 「大きく分けて、薬の『量』と『数』と『種類』の問題があります。まず量の問題ですが、若い人と同じ量を飲んでも、薬が効きすぎたり、毒性が強く出たりします。原因としては、代謝を担う肝臓や排せつをする腎臓の機能が、加齢とともに落ちるため、薬の成分が体内にたまりやすくなることが考えられます」――糖尿病の薬で低血糖が起きるのもそれですね。 「若い人と違い、高齢者は低血糖の症状が出にくいので、昏睡など重い症状にならないと気づかない場合もあります」
「『脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを予防するため、血圧やコレステロール、血糖などを下げた方がいい』という考え方は、高齢者で体の弱っている人には当てはまりません。こうした人の場合、現在のQOL(生活の質)を重視し、血糖を下げる目標値を緩めにしても良いと思います」――数の問題というのはどういうことですか。 「高齢者は複数の病気を併せ持つことが多いため、病気ごとに薬をもらうと、どうしても数多くの薬を飲むことになります。薬を複数の診療所や薬局から受け取ると、同じ作用の薬が重なったり、効果を打ち消し合ったりもします」――種類の問題とは。 高齢者が飲むと問題を起こしやすい薬があるということです。中枢神経に作用するような薬、例えばベンゾジアゼピン系の睡眠薬が典型的です。筋肉を緩める作用があり、高齢者だと転びやすい。また、作用時間の長い薬は、翌日に効果を持ちこすことがあり、注意力・記憶力の明らかな低下や、認知症的な症状を呈することもあります。」
「不整脈や頻尿の薬などに多い『抗コリン薬』と呼ばれる薬も、便秘や喉の渇き、認知機能の低下などを引き起こすことがあります」――睡眠薬を飲んでいる高齢者は多いですね。 「東大病院で市民向けの高齢者教室を毎年開いていますが、私が担当する『高齢者と薬』の回では、睡眠に関する質問が多く出ます。しかし不眠症とは、不眠の訴えだけでなく、眠れないことに伴って体調が悪くなるなど、日常生活に影響がある状態です。眠れないと思っていても生活に支障がない人は多く、その場合は薬は必要ありません」――薬で不利益を被らないよう、高齢者は何に気をつけるべきでしょうか。 「まずは、むやみに薬を欲しがらないことです。どんな症状でも薬で良くなるわけではありません。そして、もらう薬が何のためのものなのかを医師に聞き、納得したうえで、きちんと服用することが重要です」
「もし、薬を飲んで具合が悪くなるようなら、自己判断でやめずに医師に相談する。薬について何でも相談できる、かかりつけ医や薬局を地元に持つとよいですね」

(針原陽子)