私の高血圧はどちらのタイプ?

先日当院を受診された患者さんから、私の高血圧は「ギューと型」と「パンパン型」のどちらのタイプですか?
と突然聞かれしどろもどろ。
テレビ番組で上記の「タイプ分け」について説明する放送があったとのことです。
早速調べてみると、
NHKの「名医にQ]という番組の6月16日の内容と判明。
交感神経への刺激が強い、血管が「ギューと型」と、血液量が過剰、腎障害などに多い「パンパン型」とのこと。
とても有名な3人の先生方が説明されていたようです。
高血圧について、わかりやすく説明する番組で、とてもよいとは思いますが、
だからといって、このタイプ別をするために、
レニンやアドレナリン、hANP(心臓から分泌されるホルモンの一種)を測定するよう、
患者さんに勧める気にもなれずにいたところ・・・(これらの検査をするのは結構、検査料も高いので)、
患者さんから、「お医者さんなら、どこでもわかるわけではないのですね」、と云われ、さらに???
患者さんの希望を聞いて、タイプ分けをしてあげるのが良いのでしょうか?
放送(報道)というのはいろいろな要素を含みますね。


●高血圧症と尿路結石症自体には直接的な関連性

●高血圧症と尿路結石症自体には直接的な関連性
5月25日夜半に急に差し込み 腹と胸と背中全体が。
一時間ほど横になったに座ったりしていても一向に収まらない。
26日1時半ころ救急車に電話。
一人暮らしなので20メートルの郵便局の前へ歩いた。
ナンとか歩いた。今も痛みは残っていて立つのが大変。
救急車に乗ってもベッドに横になれない。
そのままの姿勢で日赤へ。
最後まで横らなることは無かった。
今も横になるのは辛い。
喚くほどの痛みは初めてで人って大きな声を出すんだなと自分なりに感じていた。

診断は心臓が辛いのに殆ど無いとのこと。
結石は小さなものがドッカにある。
後列は大分高いとのこと。
変える時に最初は230以上で その後に聞いた時は192.
後は何度か調べていたけれども帯を巻いて空気を入れると両腕とも締め付けられて痛くて我慢出来ない。
血圧と結石は専門家に見て貰うようにと言われて帰ってきた。
今は足が痛くて歩けない。
日が回ってもこれはダメト違うかな。
腰の痛みもヤット我慢して日記書いている。

日記は頭部な書けそうもない。


★高血圧症と尿路結石症自体には直接的な関連性は無いでしょう。http://bit.ly/Lr3TqZ

尿路の結石、特に尿管結石における急性症時には、
痛みや吐き気とともに、むしろ血圧が低下する場合が多々あります。

ただ、尿路閉塞によって腎機能が停滞し腎臓が水分で腫れ上がる状態(水腎)までいくと、
水腎を引き起こした腎臓と左右逆の腎臓に負担が掛かってきます。
すると、今まで二つの腎臓で処理してきた余剰水分や老廃物の排泄に係わる「蛇口」が半分になったに等しく、
排出させたくても「蛇口」が二個のときのようにはいきません。
体内には水分と老廃物質が溜まってしまいます。
全ての血管や細胞は容積が決まっているわけですから、限られた容積の体内は水分でパンパンになるわけです。
即ち血圧上昇に繋がるわけです。

短期的に観れば、腎臓で生成した結石が無くなれば尿路閉塞が起きないわけで、
腎機能が低下せずに済むわけです。
腎臓は比較的丈夫な臓器ですので、数週間、結石による尿路閉塞があって水腎になろうとも、
その後尿路閉塞が解消されれば回復する自己治癒能力を持っています。

しかし、もし水腎状態が数ヶ月~数年も続くと腎機能の要となるネフロン(尿生成器官)が
不可逆的な損傷を受けてしまいます。
言わば「再起不能のダメージ」です。
こうなると、慢性的な高血圧状態になり易くなります。
しかし、腎臓は実に頼もしい臓器なのです・・・。
左右の片方が駄目になると、もう一方が頑張るのです。
犠牲となった相方の分も頑張るべく、生き残った自分が自ら容積・質量ともに大きくなるのです!
これを片腎の「代償性肥大」といいます。
総合的見地における腎機能が正常状態まで回復すれば、血圧も落ち着いてきます。
しかし、こうなるともう後が無いわけで残された腎臓を大事にしなくてはなりません。

一方、言わずもがなですが、
慢性的な高血圧は、実に多くの要因が考えられます。
尿路結石に起因する腎機能低下で高血圧になるのは「二次性高血圧」に分類されるものです。
実は高血圧症自体は、他の要因の方が圧倒的に多いのです。これをひっくるめて「本態性高血圧」と分類されます。
血圧上昇の要因が単一ではなく、複合的且つ複雑な要因を抱える場合の状態です。
即ち血圧上昇の原因が判明しにくい高血圧症です。
実際はこの「本態性高血圧」の場合がほとんどです。

「本態性高血圧」の複合的要因の一つ一つを挙げていけば・・・

●遺伝(血族から受け継いだ遺伝要素) ●塩分(ナトリウム分)摂取過多 ●動脈硬化 ●糖尿病 ●喫煙による毛細血管の収縮 ●緊張などのストレスや感情の高ぶりによる脈拍上昇 ●入浴による脈拍上昇 ●飲酒による脈拍上昇 ●汗が出ない状態での真水過剰摂取 ●気温の急激な低下(非常に寒い時の外出時など)による血管収縮 他多数

・・・と挙げたらきりがないほどです。
どの要因とどの要因が影響しあって高血圧になるかを断定するのは非常に困難なことなのです。


長々となってしまいましたが、
高血圧が慢性化しているかも知れないと不安になったら、医療機関で検査してもらうのが先決です。
尿路結石以外の何らかの疾患の合併症や症候群としての高血圧症が考え得るからです。
高血圧が実は大病氷山の一角に過ぎないかも知れません。
また逆に、高血圧は様々な大病を引き起こす一要因でもあるのです。


徒然日記

鳩山由紀夫がまた余計なことを中国で発言して、国益を乱すようなことをしているので、正式に国賊扱いして牢獄にぶちこんでしまえば余計なことをできなくなるのだろうけれど、鳩山由紀夫がいなくなったところで誰も困るわけではないし、むしろ国賊で売国奴の鳩山由紀夫がいなくれば日本にとって有益になるのではとすら思えてしまう。
税金を払っても鳩山由紀夫を牢獄にぶち込むべきだし、それができないのなら外務省がパスポートをはく奪して日本に帰還できないようにすればいいのではと思えてしまう。


白衣高血圧

↑ 最近の私の血圧
私は白衣高血圧だ。
血圧は朝起きてトイレを済ませた後と、
寝る前に測り記録している。
普段は画像の値のように最大血圧は100ミリ前後。
家での血圧は冬場は夏場よりやや高いが、それでも、
120ミリを超えた事が無い。
夏場などは、100ミリを超えないから、むしろ低血圧気味。
しかし、医者の前だと、いつも160ミリ位に上がってしまい、
立派な「にわか高血圧患者」
家の血圧計が正しくないかもと思い、
家の血圧計を医者に持って行き同時に測ったら、
むしろ我が家の血圧計の方が高かった。
市の検診で毎年夫と開業医の所へ行くのだが、
待合室で待っている間に、もう血圧が上がって
来ていることが分かる。
こめかみがドクドク脈打って来る。
深呼吸をしてもダメだ。
5年前、前の医者が辞められたので、ちょっと
遠い今の医者に変わった時、たまたま高い値が出た。
それからだ。
又、高い値が出るだろうという不安から、
いつも上がってしまうようになってしまったのは。
先生も白衣高血圧だと分かってみえるので、
「白衣高血圧の人で、もっと高く上がる人もいますよ」と、
言ってくれる。
家庭に家庭用血圧計の無い時代なら、医者で
測った値で診断され、降圧剤を処方されていただろう。
ちょっと、恐いな~
「何という小心者だ。」と、夫が馬鹿にする。
私は案外横柄に見えるかもしれないが、結構
気が弱い。打たれ弱い。
良い言葉で言えばシャイかなぁ~

血圧は肥満や運動不足、食生活の片寄りでも上がるし、
ストレスでも、くしゃみをしても上がる。
嘘をついても上がる。
血圧は体と心の合わせ鏡。
しかし、先生は男性だが70代だし、先生の事が
気になる訳でも無い。
先生がEXILEのタカヒロだったら・・・・
「服の前を開いて下さい」と、言われて、聴診器を当てられたら、
血圧が上がるだけでは済まないなぁ~♪
高血圧どころか、失神だな!
こんなこと考えていたら、ほっぺがポカポカして来たよ。
結構血圧上がっているかもね。

↑ 「小心者」なので2個血圧計を用意


アライブカフェ

のHOTトピックスから
「1 日 1 個のりんごで医者いらず」という西洋のことわざは有名ですが、実際に、脳卒中の予防に役立つようです。
果物や野菜、特にりんごと洋ナシ、緑葉野菜を多く食べることが、脳卒中のリスクを下げると、新しい研究は示唆しています.
脳卒中には、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血が含まれます。
野菜や果物を多く含む食事が、脳卒中や心臓発作を含む心臓血管疾患の予防に役立つことはよく知られいます。
果物と野菜は、食物繊維やビタミン、ミネラル、カロテノイド、生物活性の植物化学物質を豊富に含みますが、種類によってその含有量は異なります。
そこで、この研究は、特定の果物や野菜が、脳卒中のリスクの関係するかどうかを調べました。
一般に、心臓血管の健康のために、抗酸化栄養素を豊富に含む赤や黄色、緑などのカラフルな野菜を食べるように推薦されます。
しかし、この研究と、最近の他の研究が、白い果肉の果物にも有益な作用があると示唆しています。_≫
1/20/2013
関連:


血流回復の手段

癌は体内に発生した蛋白質で出来た細胞です。身体が必要として発生したもので、体内が酸化したために発生したものです。体内の酸化を止めれば必要のないものです。けして身体に悪いものではないのです。体内の酸化を止める一番早い方法は、生水を飲むことが、血漿代謝をして酸化を止める方法が一番早いのです。ゲルソンの食事療法は、抗酸化物を食べて体内の酸化を止める方法です、無農薬野菜とか無農薬の果物は日本ではなかなか手に入らないので、ゲルソン療法は難しいでしょう。農協が消毒していない野菜・果物は引き取らないからです。現代の日本人はあまりにも水を飲まない人が多いのです。血液が酸化して体内が酸化してしまうのです。人間の身体は抗酸化作用は有りますが、歳をとると抗酸化作用は弱ってしまうのです。その為に抗酸化の食べ物を食べなくてはならないのですが、それを食べずに癌になる人が多いのです。
癌になる人は体温が低くて基礎代謝低いのです。その為に新陳代謝も低くなり新しい細胞が出来にくい状態です。癌が出来る人は基礎代謝が低くて新陳代謝も良く出来ずに、体内が酸化した人です。癌は身体の酸化を止めて基礎代謝を上げて、癌を必要のないものにしてしまい、食べ物を食べなければ、癌は赤血球に戻りエネルギー源となり、身体が消費してしまうのです。私が今までやってきた、血液の温度を上げて体温を上げ、腐らない波動水を飲んで汗をかくことは、癌を消費する一番の近道だったのです。転移した癌細胞は約三日で消えてしまいます。元の癌も約一か月で消えてしまうのです。癌に治療は必要ないのです。


三菱三原病院Blog

今日はまた何といい天気。 最近は朝晴れていてもすぐ曇るという天気で不安定でしたが、今日は午後2時半現在いい天気。 が、これも長続きはせず、今晩か今夜か雨で明日も午前中は雨の予報となっています。
う~ん、残念。
さて本日の記事は、
昨日実施されました津軽三味線の演奏会の模様を、といっても、音楽が(芸術全般も)分かるわけではないので(苦笑)、詳細説明は出来ませんが(涙)。
三原が誇る?ポポロの音楽お届け便という訪問コンサートの一環で、実施されました。
津軽三味線は昨年の3月にも実施されており、今回が2回目です。
川重 竹遥さんによります。

詳しい経歴等はお話の中にありましたが、少々洩らしたり、メモした紙を失くしたり、高橋 竹山門下?
午後2時から始まりましてデイサービス+ショートステイの利用者さんが約35名おられました。

これは予備の方の三味線です。 横の絵が武者絵で勇ましい。
この日もまあ、天気はよかったですが。
基本の演奏から始まってお話を交えながら演奏は進みます。

お話のとき、利用者さんから「歌は?」という問いがあり、「歌は下手なので演奏をしています」と返事をされていました。
それでも再度「歌?」を言われましたが…。
前回は院長の歌が出る(青森大学出身)という事もありましたが今日は演奏のみとなりました。
今日は保険所による医療監視があってこちらに来ることは出来ませんでした。
院長も来たかったと思うのですが…。
最後に皆様おなじみ?の「津軽じょんがら節」の演奏があって終わりとなりました。

利用者さんも満足されたようです。
どうもありがとうございました。 またよろしくお願いします。


神奈川湘南二宮町にのみやせいたい二宮整体院のブログ!

コピーライターの日

1956(昭和31)年のこの日、「万国著作権条約」が公布された。
 
 この条約で、著作物にCopyright(著作権)の頭文字Cを丸で囲んだ記号を附記することが定められたことから、「コピーライト」を「コピーライター」にひっかけて。
 
 「万国著作権条約」は日本ではこの年の4月28日に発効した。

◆「今日が誕生日の芸能人・有名人」・・・乙葉さん

 すっかり、奥様・ママとしてのイメージが定着しましたね!着物のデザインをされているそうで、華やかで明るい乙葉さんの印象が生かされています★
 
●「メルマ!ニュース」記事内、「今日は○○の日」コーナーに今日は何の日~毎日が記念日~( )のコンテンツを利用しています。


腎除神経は心不全や治療抵抗性高血圧症患者の予後を改善すると報告

3件の小規模な研究で、高度な心不全や治療抵抗性高血圧患者に対し、腎臓の交感神経切除は標準的な薬物療法と比較して左室駆出率と高血圧を改善したと報告されています。また、ほとんどの患者で合併症や腎機能障害は無かったとも記されています。
Mylotteのグループ
腎交感神経切除のために35名の患者を選択。彼らは原発性高血圧で、少なくとも3種類の降圧薬による治療にもかかわらず(> 160 mmHg)治療抵抗性で、そのほとんどが


虎の門針灸院ノート

妊娠中のパンデミックインフルエンザウイルス感染は、胎児死亡のリスク増加と関連していました。妊娠中の予防接種はインフルエンザ発症(診断)リスクを減少させ、わずかですが胎児死亡率も減少しました。
国家人口・レジスタ、ノルウェーの予防接種登録、伝染病サーベイランスシステム、ノルウェーの医療誕生レジストリ、および保健総局のデータから取得。2009年に1,153,738名の少女と女性(以下、女性)のうち、117,026名が出産(2009年~2010年)。
母親が妊娠中にワクチン接種した後に出産した子供は25,976名で、胎児死亡は78名でした。一方、ワクチン非接種では出産87,335名で胎児死亡は414名でした。
パンデミック時には、第2または第3期の妊婦の54%が予防接種を受けており、妊娠中の予防接種はインフルエンザ診断リスクを70%減少させました(adjusted hazard ratio, 0.30; 95% confidence interval [CI], 0.25 to 0.34)
インフルエンザの臨床診断を受けた妊婦の、胎児の死亡リスクは約2倍に増加しました(adjusted hazard ratio, 1.91; 95% CI, 1.07 to 3.41)。
予防接種を受けた場合の死亡率のハザード比は12%減少(adjusted hazard ratio, 0.88; 95% CI, 0.66 to 1.17)しましたが、有意な差ではありませんでした。
Siri E. Haberg, Lill Trogstad, et al.
Risk of Fetal Death after Pandemic Influenza Virus Infection or Vaccination
January 16, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1207210
ワクチン接種による有害事象が気になりますが、最近のデンマークの研究では、インフルエンザワクチン接種(2009年パンデミック時)による有害出産などのリスク増加は認められていません。
・Vaccination against pandemic A/H1N1 2009 influenza in pregnancy and risk of fetal death: cohort study in Denmark
BMJ 2012; 344 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e2794 (Published 2 May 2012)
・Risk of Adverse Fetal Outcomes Following Administration of a Pandemic Influenza A(H1N1) Vaccine During Pregnancy
JAMA. 2012;308(2):165-174. doi:10.1001/jama.2012.6131.
また、カナダのオンタリオ州人口ベースの周産期データベースを使用した多変量回帰分析では、32週未満妊娠の早産(PTB)の調整相対リスク[RR]は0.73(95% CI=0.58 to 0.91)、10ヶ月の在胎週数に比べて小さい出産(SGA)は、[RR]=0.90( 95% confidence interval [CI]=0.85 to 0.96)で、早産のリスクは減少しています。また、胎児死亡の調整RR= 0.66(95% CI=0.47 to 0.91)で、34%減少しています。
Deshayne B. Fell, Ann E. Sprague, Ning Liu, et al.
H1N1 Influenza Vaccination During Pregnancy and Fetal and Neonatal Outcomes.
American Journal of Public Health: June 2012, Vol. 102, No. 6, pp. e33-e40. doi: 10.2105/AJPH.2011.300606


p124低血圧の人は脳軟化症に、高血圧の人は脳出血になりやすい!

おはようございますの宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

血の道症(血毒症)の原因とその対症法

 

p124低血圧の人は脳軟化症に、高血圧の人は脳出血になりやすい!

 

俗にヨイヨイという病気があります。

有吉佐和子さんのかつてのベストセラー『恍惚(こうこつ)の人』という小説を読んだ人なら、いっそのこと早く死んでしまいたいといいそうな病です。

またの名を中風、いわゆる脳出血や脳軟化症の後遺症として起こる半身不随のことです。

江戸時代の文化・文政のころの落語の一節にも「田舎(いなか)ものには、よいよいという病はねえぜ、江戸っ子ばかりか、夫(そ)れじゃ江戸っ子の看板だな」という語りがありますが、当時ヨイヨイは、江戸に多くて田舎にはない奇病でした。

蘭方(らんぽう)医書にも、東方百年来の奇病と記録されています。

宝暦のころから、手足がかなわず、ものをいうのもかなわないことを、〝類中〟といい、ヨイヨイというようになったとか。

その語源はともかく、この奇病にかかった人は、貴賤(きせん)の男女であったと記されています。

お金持ちか貧乏人というわけですが、これはたいへんに興味深いことです。

金持ちは美食をするので、肥(こ)えた高血圧の人が多く、貧乏人は痩(や)せでがらがら、低血圧の人が多かったのではないでしょうか。その高血圧と低血圧の両極端が、このヨイヨイになったというわけです。

人間の体質には、高血圧と低血圧があります。よく血圧が低いと、神経痛やリューマチにかかりやすいといいますが、そうとはかぎりません。

高血圧の人も神経痛やリューマチになりますし、同じように目まいがしたり、頭痛がするものです。

しかし、高血圧と低血圧では、体質がぜんぜん違っているのです。

血圧が高いということは、上半身や脳に充血が多いということだし、血圧が低いということは、血液が上半身や脳に回らないことです。

だから、高血圧の人は、上半身や脳から熱をとる薬を与えなければなりませんし、低い人には、血液循環を円滑にし、暖める薬を与えることになります。

ところで、もともと血液の多い人と、少ない人がいます。

血液が多ければ、いつも手が温かくぽかぽかほてっています。

が、少ない人は、血液が回らなくて貧血気味、手足が冷たくなります。

血圧の高低は、多血症と貧血症に関係が深いのです。

血圧の低い人は血液の量が少なく貧血症の人が多いし、高い人は多血症ということです。

貧血症の人で高血圧という人はいません。

ではいったい、血圧の高低、多血症と貧血症では、病はどのように違ってくるのでしょうか。

脳の病に脳軟化症があります。

脳軟化症はたいてい低血圧の人がかかる病気といわれます。

血圧と脳圧は別な問題ですが、ふつう、高血圧の人の場合は、さしずめ脳出血ということになります。

低血圧の人は、脳の毛細管からちびちびと血液が漏れるわけです。

脳神経が冒されている点では同じことですし、低血圧の人でも、ヨイヨイ、半身不随になります。

つまり、血圧の高低は出血の量が違うということです。

低血圧の人は脳軟化症になり、高血圧の人は脳出血になりやすいのです。

漢方では、高血圧か低血圧か、多血症か貧血症かによって、熱と冷えに分類しています。

たから、心臓病はもちろんのこと、胃腸病でも肝臓病でも、どんな病気でも、高血圧の人と低血圧の人では病態が違い、投薬される薬が違ってくるのです。

 

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

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