【 高血圧 : 『 高血圧症 』 】とは? ( 症状ファイル : No.3 )

※ 本態性高血圧症の進行は、障害される臓器により【高血圧性(脳)疾患】・【高血
圧性(心)疾患】・【高血圧性(腎)疾患】と呼ばれることがある。
【 ※ 血圧について 】
○ 血圧に関するWHO専門委員会の判定基準は、
・140 / 90未満のもの →→→ 【 正常 】
・160 / 95以上のもの →→→ 【高血圧】
☆ 高血圧を引き起こす一般的な初期症状

① 頭痛
② めまい
③ 肩こり
④ 動悸
⑤ 耳鳴り
⑥ 手足の痺れ(しびれ)
⑦ 疲れやすい
※(初期)上記①~⑦の症状が時間とともに軽くなるので、本人は気付かないこと
が多いが確実に高血圧へと進行している。
☆ 鍼灸治療が適応となるのは?
・血圧測定による高血圧以外のものや、何の自覚症状も訴えないもの。

・上記で記載した初期症状の他に、不眠【脳症状】・動悸や息切れ【心臓症状】・
夜間尿【腎症状】を持つ者。

※ 症状は多彩です。

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◎ 注意するべき症状!
「上記に記載した初期症状が出た場合、必ず医師へご相談ください。」
○【本態性高血圧】
① 動悸・息切れ・浮腫などを伴うもの。
(高血圧性心疾患の疑いあり!)
② 頭痛・めまい・耳鳴り・四肢(両方の手足)のしびれ感・不眠・悪心を伴うもの。
(高血圧性脳疾患の疑いあり!)
③ 夜間(多)尿・蛋白尿・浮腫・視力障害・食欲不振症状のるもの。
(高血圧性腎疾患の疑いあり!)
○【症候性高血圧】
① 腎疾患の既往のあるもの。
(腎性高血圧の疑いあり!)
② 満月様顔貌(ムーンフェイス)・周期性の四肢麻痺・発作性高血圧などの症状の
あるもの。
(内分泌性高血圧の疑いあり!)
③ 血圧値が左右の上肢で異なるもので、下肢で血圧の低下をみるもの。また、腹
部に血管雑音があるなどの症状を呈するもの。
(心臓、血管性高血圧の疑いあり!)
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☆【 自分でできる予防法 】
○ 高血圧が引き起こす【脳出血】・【狭心症】・【心筋梗塞】が最も恐い疾患ですが、
以下のことをご注意いただければ、確実に予防は出来ます!
① 塩分を控えた食事療法を取り入れる。
② 喫煙やお酒は控える。
③ 過労や睡眠不足は避ける。
④ 規則正しい生活習慣を心がける。
⑤ 人間関係のストレスを溜めないようにする。
⑥ イライラや興奮しすぎないようにする。
※ 血圧を1日に何度も計らないこと!

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