①本態性高血圧;遺伝要因と生活習慣
②二次性高血圧;医療における治療で治癒可能な高血圧
〔血圧が上がる要因〕
①運動時;酸素や栄養を全身に供給する必要があるため
②緊張・興奮;ストレスは自律神経を刺激し、副腎からアドレナリンが分泌され動脈を収縮させ、血圧が上がる
③腎疾患;腎臓に支障があると、流れてくる血液が減るため、腎臓は血圧を上昇させ血液量を増やそうとする
④動脈硬化;血管が狭められると、血液の量が抑えられ血圧は上昇する
〔高血圧症の原因〕
①血液自体がドロドロになる
②血管がもろくなる
③ホルモン分泌低下・異常
④神経系の問題
〔診断〕
正常血圧収縮130~139mmHg、拡張期85~89mmHg
軽症高血圧=最高140~159、最低 90~ 99
中等高血圧=最高160~179、最低100~109
重症高血圧=最高180以上、最低110以上
〔予防改善法〕
①血液サラサラ ;良く噛んで食べる
②血液循環促進 ;腸マッサージと下半身リンパマッサージ
③自律神経を整える;上半身のリンパマッサージ
④毛細血管循環促進;手のひらと足底のマッサージ
⑤脳の緊張緩和 ;呼吸と睡眠を整える
〔備考〕
血流の滞りやすい場所は、血管の細い場所・狭い場所・合流場所とコレステロールなどが付着して血管を狭めているところです。細く狭い場所の典型が毛細血管で、外からは足の裏と手のひらが刺激しやすいので、ここのリンパマッサージ。内臓は、内臓のマッサージを行なってリンパ循環と血流を促進させましょう。
昨年の健康診断の血圧測定で初回が148mmHg、計り直した2回目が140mmHgと高くなっていた。
以前は常に最高血圧は130mmHg未満で、全く問題ないと思っていただけに少し不安になってきた。
そこで血圧計を買って、毎日朝と晩に計って記録を付けてみることにする。
記録を付けると自分の実態が見えてくる。付け始めてから37日間を平均してみると
朝の最高血圧は 152.2mmHg 最低血圧は 94.9mmHg
夜は 137.1mmHg 86.0mmHg である。
※ 朝の方が15mmHgほど高い。
どちらにしても以前に比べて高くなっているので、会社の近くにある個人病院へ行ってみた。
年寄りばかりが集まる古びた医院、医者は70歳を過ぎた老医師なのだが、長年の経験知を買い、
また、あまり人が来ないから待ち時間が少ないことで、時々は利用している病院である。
私の持参したデーターを見ながら、「まあ、歳ですから、血圧も上がってくるでしょう。薬を飲んでみて
しばらくは様子を見てみましょう」とのことである。私が「薬を飲まなくてはダメでしょうか?」と聞くと、
「血圧が高いと脳梗塞や脳溢血などのリスクが高くなる。だから140mmHg以下でコントロールした
方が良いのです」ということで、「ノルバスクOD錠5mg」を毎日1錠飲むように処方してくれた。
調剤薬局で聞くと、この薬は血管を拡張することで血圧を下げる効果があるそうである。
それからは毎月1回病院に行くことになる。
病院では看護婦さんが血圧を計り、そのメモを医者に渡す。医者はその数値をカルテに記入して、
「安定してますね。同じように1ケ月分の薬を出しておきましょう」と判で押したようなコメントである。
そして約5ケ月が経過した。 その間152日間のデーターを平均してみると、
朝の最高血圧は 144.7mmHg 最低血圧は 90.4mmHg
夜は 135.1mmHg 80.8mmHg である。
※ 薬の効果でそれぞれ2~8mmHgと多少の血圧の降下はみられる。
病院に通う都度、「これでいいのだろうか?」と言う疑問が大きくなっていった。
それは
1.体の変調で血圧が上がったわけで、これを血管を拡張する薬だけで解決していいのかという疑問、
(これでは根本の解決ではなく、薬による数値のつじつま合わせのように思える)
2.医者は70を過ぎている。その医学的知識は40年前のもの、これに頼っていて良いのかという不安、
(なぜ朝の血圧の方が高いのか?という質問に対して、明快な答えは得られなかった等々)
3.血圧を計るだけで診察料を毎月1440円取られる。これでは医者の利権ではないのかという不信、
(毎月診察料と薬代で2500円になる。1年間3万円X余命を思うとバカバカしい)
4.今から先、死ぬまでこの薬を飲み続けなければいけないのかという、うっとおしさ。
自分の中でどうも納得がいかないと、納得のいくまで調べるのが私の性格である。早速書店に行って
専門医の書いた「薬にも数値にも振り回されない、高血圧最新療法」という新書を買って読んでみた。
以下そのあらましである。
飲食から塩化ナトリウム(塩分)を体にたくさん取り入れると、当然体内のナトリウム濃度が高くなる。
我々の体はナトリウムの濃度を常に一定に保つように働くので、濃くなったらそれを薄めようと水分を
要求する。そして水分が増えると血液量が増え、心臓から送りだされる血液の量や心拍出量が多く
なって、血圧が上昇する。そのため余分な塩分、水分は血液として腎臓に運ばれ、尿の塩分、水分
として排出されるわけであるが、その量には限界がる。腎臓から排出できる塩分量よりも多い塩分が
体内にあった場合、塩分は水分ともに血管に残ってしまう。そうなると血管はぱんぱんに腫れた状態
が継続することになる。これが高血圧である。
人間は1日当り1g以下というごく少量の食塩を摂取すれば、生きていくのに充分といわれているが、
我々日本人が摂取している塩分の量はなんと1日11gにもおよぶ。これでは腎臓が処理する能力を
はるかにこえていて血圧を上げる方向になっているとみるのが自然である。腎臓が塩分を排出する
能力には個人差があるのだが、塩分をたくさん輩出できる人は高血圧になりぬくいし、少ししか排出
できない人は高血圧になりやすいということである。その個人差をもたらす要因のひとが肥満である。
太っていると腎臓に脂肪がついて負担がかかったりし、結果、塩分排出量が減少する方向に腎臓が
働き、血圧が上がる要因である。あと加齢も腎臓の働きを弱め、塩分の排出量減らす要因になる。
それに加齢とともに血管は弾性を失い、平滑筋の収縮異常が起き、血管が細く収縮した状態で血圧
が高くなるというわけである。
高血圧治療ガイドラインは平均値が最高血圧140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上とされ
ている。しかし医学データーからは最高血圧が140mmHgになったから突然に死亡率が上がるので
はなく、115mmHgから死亡率は徐々に、しかし直線的に上がっていることが知られている。
したがって、血圧の値にはその値の上か下かで死亡率が大きく変わるような特定の重要ポイントの
値はない。また反対に100mmHg以下になると、目まいや頭痛、ふらつきなどの症状がでてくる。
従って理想的な血圧は115mmHgから120mmHgの間ではないだろうかと思われる。
いま日本人が摂っている塩分は平均1日10.9g。男性が11.9g、女性が10.1gである。それに
対して日本の高血圧学会のガイドラインでは1日6gを薦めている。しかし世界保健機関(WHO)は
1日5gを上限量とし、欧州高血圧学会のガイドラインでは理想的な食塩摂取量として3.8gを推奨
している。そのように今の我々の塩分摂取量(11g)がいかに多いかが分る。
血圧を低くする健康法は、食生活で塩分を控えること、野菜や果物を積極的に食べてカリウムを摂取
すること、肉より魚を食べること、運動を始めること(汗として塩分が排出される)、体重を落とすこと等
である。さらに減塩で得られる効果は、血圧コントロールに限らず、脳卒中や心筋梗塞をはじめとする
心血管病、肥満腎臓病、骨粗鬆症、各種がん、様々な病気のリスクを減らす効果があると言われる。
そのために塩を減らした食事をすることは我々の健康にとって、大きな課題でもあるのである。
血圧を低くする、低く保つ食生活では減塩に加えて、野菜やくだものを積極的に食べ、カリウムを摂取
することが大切である。カリウムには腎臓から塩分を排出する作用がある。塩分を減らした食事という
のは日本食ではなかなか難しく、思い通りにコントロールできないのが実情である。したがって、その
代わりにカリウム摂取を増やすことで、体から余分な塩分を排出するというやりかたを、より積極的に
取り入れるとよい。塩分を控えながら、カリウムをやや多めに摂れば、塩分を大幅に控えたのと同じ
効果が得られるわけで、無理なく塩分制限ができるという意味でも意味深いと考えられる。
日本人の食塩摂取を11gとすると、カリウム摂取としては3.6gが最適と判断される。ということは、
ほうれん草の場合では3.5把、リンゴであれば10個分に相当する。これをみると、野菜の摂取が
いかに重要であるかが分る。(ただし腎臓病の人はカリウムはむしろ控える必要がある)
本を読んで、高血圧になる要因は細かく上げれば様々にあるのだが、その根本は塩分の摂りすぎに
ある。従って血圧を下げるには塩分を摂らないこと、摂った塩分は野菜等に含まれるカリウムを多く
摂ることで、速やかに排出することの2点にあると思われる。今まで通りの食生活をしていれば私の
血圧は下がらないし、結果、薬に頼るしかないわけである。これから先、薬を飲み続けていくことは
避けたいし、医者や調剤薬局のカモにはなりたくないという思いで、減塩を実行することにした。
私は食事の減塩はある程度できても、野菜の大量摂取はなかなか難しいと思う。そこで、それを
補完するために野菜ジューズを考えた。ドラッグストアーに行き、色々な野菜ジュースの裏面表示を
比較してカリュウムが一番多く含まれ、なお且つ安価で、ペットボトルで保存が効く商品で「伊藤園
1日分の野菜 900g」を買って飲むことにした。2日で1本飲むとして、1日450g(野菜量で875g、
カリウム1.8g相当)である。今は特売中で1本238円で、半分飲むから、1日120円弱で済む。
4月12日から薬を止めると同時に、減塩と野菜ジュースを飲むことをスタートした。
昨日で10日目である。その間の平均のデーターは
朝の最高血圧は 134.5mmHg 最低血圧は 88.0mmHg
夜は 121.9mmHg 78.0mmHg である。
10日間の数値であるが薬を止めたにも関わらず、数値は劇的にダウンした。これで高血圧が塩分に
由来することが、私の中で実証されたことになる。高血圧に対する減塩は今までにも言われていた
ように思う。しかし医者が「減塩し、なお且つ野菜を大量に摂れば、薬を飲む必要はありません」とは
言わないだろう。それは眼科医がメガネを勧めるように、彼らの利潤に反するからなのだろうか?
人の体は意外にメカニカルな要素を持っているものである。その原則を無視して生活態度を改めず、
メガネや薬に頼ってしまうのは、やはり健康にはよくないし、自然ではないように思ってしまう。
新たな国民病といわれる慢性腎臓病(CKD)を研究する岡山大大学院医歯薬学総合研究科の前島洋平教授(腎臓病学)らは、CKD発症にメタボリック症候群や高血圧症などが深く関係していることを岡山市の特定健診受診者の検査データで確認した。追跡調査などを行い、発症リスクの高い 予備群 を把握するシステム確立を目指し、CKD予防につなげる。
同大病院の綿谷博雪医師らが2011年度に同市の国民健康保険特定健診(40歳以上が対象)を受けた約2万8千人(男性約1万800人、女性1万7300人)のデータを分析した。国内では血圧に注目した数万人規模の分析から、CKDと高血圧との高い関連性が指摘されていたが、「メタボや尿酸など全般的な分析は初めてでは」(前島教授)としている。
分析の結果、全受診者の20・8%に当たる約5800人がCKDだった。年齢が高いほど患者になる率も高く、70代は40代の6 7倍に上った。患者のうちメタボと診断された人は約1500人で、CKDになる率はメタボでない人の1・6倍だったことも判明。高血圧症患者をはじめ、脳卒中や心疾患の経験がある人とも高い関連性が認められた。
グループでは追跡調査で新たに患者となった人のデータを基に発症要因を探り、予測システムを確立。岡山市が既に取り組んでいる保健師の保健指導や医療機関への受診呼び掛けに役立てる。
前島教授は「全国のモデルになるようなCKDの予測、診療システムを早期につくりたい」としている。(山陽新聞 2013/1/23)
岡山大学:
盛田先生のお話で印象に残ったのは、「高血圧」はサイレントキラーと呼ばれ自覚症状が
あまりないそうです。高血圧をきちんと理解し、日常生活を改善して「血管」を健康に保つ
事が大事だとのこと!!
ちょっと細かく書こうと思います。
【血圧とは】
血液を全身に循環させるために、心臓がポンプの役割をしています。
心臓は高い圧力で血液を動脈と言う血管に送り出します。
その時、血管の壁(動脈壁)にかかる内側からの圧力のこと。
そして皆さんが機械を使って測る「数値」の内容を記します。
(収縮期血圧)上数値:心臓が血液を送り出すために、収縮した時の大動脈の内圧のこと。
(拡張期血圧)下数値:心臓が拡張して、酸素を運んで戻ってきた血液を心臓へため込む
ときの動脈内圧のこと。
血圧は人によって、測定器によっても、個人差があるので、同じ人でも体調、時間帯、季
節、天候などによってよく異なります。
じゃあなぜ、「高血圧」は良くないかと言うと、高血圧は「血管」の病気。高い圧力をか ければ当然、血管が傷つき、もろくなり、詰まったり、血液の流れが悪くなり、いろいろ な臓器で障害を引き起こすというわけです。
そして、高血圧にはなんと種類があるのです!!
【種類】
原因がはっきりしている。
(二次性高血圧)
血管、心臓、腎臓、内分泌系の異常、漢方薬・痛み止め、遺伝子的などが原因として考え られる高血圧のこと。原因がはっきりしている分、きちんと治療すれば下がってくる。
原因がわからない。
(本態性高血圧)
はっきりした原因が分からない高血圧のことで、日本人の約90%がこちらの高血圧。
仕事・家庭でのストレス、塩分の多い食事や飲酒、運動不足などが影響して高血圧にな りやすくする。
高血圧に種類があったなんて~!! 知らなかった~!!
高血圧を放置すると・・・。
【合併症】
(脳血管の病気)
・脳梗塞
・脳出血 等
(心臓の病気)
・心筋梗塞
・狭心症 等
(腎臓の病気)
・腎不全
・腎硬化症 等
(血管の病気)
・動脈硬化
・解離性大動脈瘤 等
たくさん出てきましたが、どの病気も「血管」と通して悪くなるので、改めて、先生が
「血管」を健康にすることが大切かよ~くわかりますね!!
「高血圧」は高コレステロール血症、喫煙とともに心臓病に3大危険因子のひとつです。
収縮期血圧が正常より10mmHg高くなると、心臓系の病気にかかる危険率30%増!!
恐るべし「高血圧」。
次回は、高血圧の基準値、治療などについてお伝えしますね~。
早速、私も自宅で朝・夜の血圧チェックをします。
それでは 平綿でした。
衆院選がこのタイミングで実施されることには、意味があるように思えてきた。
アメリカの大統領、韓国の大統領も代わるのだ。
ここで考えたいのは、日本の首相がころころ変わることが無いようにすること。
今なら、国民の意思表示に絶好のタイミングだ。
では何処の党にするかだ。
先ず与党民主党。反原発を唱えつつ原発を稼動した党として、とりあえず除外対象にしている。
次に自民党。安倍総裁がなにやらたくさん喋ったようだ。「責任ある政治」「信頼できる政治」「安定した政治」.....。
で詳細は?
「まず、復興を。ふるさとを取り戻す。」の詳細を読んだら、被災地復興案は無く、「東南海側に金をばら撒く」と言っている。他人にはばら撒きを止めろと迫っておいて、自らばら撒きを公約に入れている。神経が分らん。「信頼できない政治」だ。
「経済を、取り戻す。」、結局、50兆円を捨ててきたのは自民党政権時代だ。そして「日銀を意のままにしたい」、日銀総裁も日本の首相のような不定任期でしかも与党に連動させる、など止めて欲しい。「安定しない政治」だ。
「教育を、取り戻す。」もともと教育を崩壊させたのも自民党政権時代だ。また制度変更して混乱に陥れようとしている。まだ田中文科相のほうがましだ。これも「信頼できない政治」。
「外交を、取り戻す。」民主党が悲惨だったから言いたいのはわかる。でも集団的自衛権の行使は日中戦争を始める動機だったはず。尖閣、竹島の問題が大きくなった今、自衛隊を軍化するなど、「信頼できない政治」「責任ない政治」だ。
「安心を、取り戻す」、自助自立を第一にするそうだ。小泉の後期高齢者と同じ発想に思える。「国土強靭化」?公共事業のにおいがする。そして道州制が入れて票集めを狙ってる?。「政治、行政改革」といいつつ通り一辺倒、任期半ばで首相を退陣に追い込む政治を改革すべきだ。すべて「信頼できない政治」だ。
もう既に、政党ではなくなっているようだ。
公明党。一部実行力があるようだが、いかんせん宗教にくっついてるので問題外。
ついでに共産党。こちらも実は限りなく宗教化しているように見えるので問題外。ただ若者の一部がなびいてるような危機感を感じる。
第3局と報じられる維新の党は、はっきり言ってゴミ。党首は外交ができない超右翼。合流組は反原発を撤回できるほどの希薄さ。なんともコメントしがたい。
河村系は溢れものの集まりで、これもゴミ。
あとは野党少数系の脱原発集団。
自分の今の意見、脱原発、安定した政治を実現できそうな党は何処にもない。
今回はとりあえず、脱原発集団にでもするか。
ただ、票を集結させないと無駄になる。
問題は河村系の存在。彼らによって票が分散させられたら最悪だ。
何とかゴミの一掃をしたいものだが....
ヘビースモーカーの小生。デスクワークをしていたサラリーマン時代は1日4箱は吸っていた。薬屋稼業になってからも、1日2箱半は必要としていたが、最近はストレスがあまり掛からなくなり、また閉店後は居室での喫煙を止めたから、1日1箱半といったところ。
18歳から吸い始め、今64歳。1日平均3箱を吸ったとして、今現在の価格で計算すると、何と総額2千万円、うち税金1千万円!
よくぞこれだけ高額の税金を納めたものだと我ながら感心させられる。これからも、飽きることなく毎日コツコツと納税し、これは死ぬまで続けることになるに違いない。
小生は誰しも認める愛煙家である。たばこは健康のバロメーターであり、朝の一服で 今日もたばこがうまい と感ずれば、 健康である と自己診断できる。その昔、専売公社がコマーシャルでやっていたとおりである。
朝の一服、これはニコチンが切れた状態にあって、少々強いたばこを深く吸い込むと、 クラクラッと来て実に気持ちいい ものである。歩こうものならフラフラする。酒で酔っ払ったときと同じ状態になる。でも、心臓が踊るわけでもないし、赤ら顔になることもない。
これは「麻薬」と同じであろう。小生も合法的麻薬をイスラム教徒に倣って一度経験してみたことがあるが、 フワフワッと注を舞うような実に気持ちいい気分 がずっと続き、酒のような副作用が全くなく、はまりそうになったが、しかし、翌日は完全な便秘となり、それに懲りて1回きりで止めてしまった。
たばこの最大の効能は、何と言ってもストレスの解消であろう。
精神科医などがそう言っている。小生の経験からして、デスクワークほどストレスが溜まるものはない。やにくい仕事をどうやってこなすか、次から次へと難題が降りかかり、それをどう捌くか、などなどに毎日対処していくには、降り掛かったストレスを絶えず発散し続けるしかない。そのために、気分転換の一つの方法としてコーヒーブレイクがあり、小生はインスタントコーヒーを1日に10杯程度は飲んでいたのだが、胃に負担が掛かりすぎてしまい、ストレス解消には程遠い。ストレス解消には、やはり体を動かすのが一番で、小生は、頭を掻きむしったり、貧乏揺すりしたりしてしのいでいたのだが、これだけではストレスの出納は入りが超過となる。
そんなとき、たばこを1本取り出して、ゆっくりと一服する。すると、不思議にストレスがスーッと消えていく感がする。そして、イライラがけっこう治まるのである。
こうして、考え事をしている間は、たばこにしょっちゅう手が行き、連日のように残業もあって、1日4箱80本は吸ってしまっていたのである。
ただし、日曜日で家に仕事を持ち帰らない日にあってはストレスが少ないから、たばこは半量で済んでいた。そして、薬屋稼業となってからは、厳しすぎるノルマが掛かるようなことはなくなり、また、店内を動き回ることによってストレスの小出しができ、たばこの本数も大きく減ったのである。
こうしたことから、 たばこの本数はストレスに比例する ことを身をもって経験したのであり、これは 定理 と考えてよかろう。
たばこの2つ目の効能は、ニコチンに特有の作用であるが、脳細胞のネットワークづくりを促進することにあり、これでもって思考力が向上し、年寄りになってもボケない。
これは、科学的にも証明されていることだが、今日では、嫌煙家が学問の世界を支配しており、これを言うのはタブーとなってしまった。
3つ目の効能は、タールの刺激による免疫力の向上にある。喉、鼻の粘膜がタールによって刺激され、白血球は絶えず戦闘態勢にあり、これでもって黴菌やウイルスが粘膜に張り付いても、即退治できるのである。逆に、異物には鈍感になっており、花粉が鼻の粘膜にくっついても、どってことないと判断し、花粉症にかかりにくい。これらのことについても、発言することは今ではタブーだ。
極め付けの効能は、 自殺者に喫煙者がいない というものである。これは、日本免疫学会会長であり順天堂大学医学部教授の奥村康氏が調査されたものであって、その調査は、自殺者3万4千人のうち2千人を任意抽出して調べたら、喫煙者は一人もいなかったというものである。 禁煙運動によって自殺者を増やしている とも言えるのであるが、奥村教授は、相関関係はあれど今のところ因果関係は分からないから何とも言えないとおっしゃっておられるものの、注目すべき事実であろう。これも、マスコミは決して取り上げない。
たばこの効能は、これ以外にも幾つかあるが、ここら辺りで止めにしておき、害についても幾つか書いておこう。
総括的な害については、WHOが定めている指標としてDALYs(ダリー:障害調整生存率)があり、これは疾病やリスク要因が健康にどの程度影響を与えるかを示すものであって、喫煙の影響4.1%、アルコール4.0%とされている。つまり、喫煙も飲酒も害は同程度というものである。ただし、厚生労働省は喫煙は飲酒の何倍も体に悪いと言っている。
最も騒がれているのは、ガンの罹患率や死亡率である。
たしかに咽頭ガンは、非喫煙者に対して喫煙者は40倍も罹患率が高い。しかし、日本における咽頭ガンの死亡者は年間5千人程度で、肺がんの死亡者は6万5千人にも昇ることから、咽頭ガンはまれな病気として考えてよく、大騒ぎする必要はない。
喫煙とガンの相関関係が騒がれるようになったのは30年ほど前からだが、それは、1966~1982年に行なわれた大規模疫学調査の結果、喫煙者は非喫煙者よりも、がん死亡率(肺がんだけでなく、全がんトータル)が高いと発表されたからだ。男は1.7倍、女は1.3倍という結果が出たのである。
しかし、この調査データの解析を、順天堂大学奥村教授が改めて行なわれたところ、時々吸うという喫煙者の死亡人数は10万人当たり264人であるのに対し、非喫煙者は304人となり、がん死亡率は逆転していたのである。
標本数は十分にあるから、統計学的に有意な結果と言えるのであるが、 たばこは時々吸った方が、がんで死ぬことが少ない という奇妙な結果をどう評価するかである。
次に、喫煙と肺がんの関係であるが、ここ40年間で喫煙率は8割から4割へと半減しているにもかかわらず、肺がんの死亡者は10倍になっている。
グラフにすると、きれいな逆相関図形となる。
このことから、喫煙と肺がんに相関関係があるとするのは大きな疑問となる。
肺がんは大別すると、肺の 管 の部分にできるものと 風船 の部分にできるものの2種類がある。東洋人は圧倒的に 管 にがんができるのだが、これは喫煙とは無関係であり、喫煙によってがんができるのは 風船 の方で、日本人はこちらのがんはわずかしかないのである。こうしたことから、肺がんの原因は、大半が車の排気ガスなどによる化学物質、いや、空気汚染以外の要因が主な原因になっていると考えるべきであろう。
しかしながら、厚生労働省は、たばこを最大の原因とみなして禁煙運動を展開しているだけであり、これではとうてい肺がんを減らすことは不可能であると断言できよう。
以上のことから、たばこには種々の大きな効能があるのであり、害は取り立てて騒ぐほどのものはないのであるからして、たばこを吸う、吸わないは個人の勝手であって、他人からとやかく言われる筋合いのものではないと、声を大にして言いたい。
たばこは嗜好品であるのだから個人の自由に任せておこう、でいいではないか。
ところが、世の中、クリーンな環境を志向する傾向がどんどん強まってきた。
それに伴い、 煙たいのは嫌だ 、という主張が通りやすくなってきた。野焼きも廃棄物処理法の改正によって基本的に禁止されるに至った。たばこについては、全館禁煙が普通になり、路上禁煙条例もできた。事ここに至っては、クリーンも度がすぎる。
その昔、小生の子どもの頃は家の中にかまどがあり、家中煙もうもうとなったことがしょっちゅうあった。でも、煙が気になったことはなかったのである。今でも、白川郷の合掌造りの家に入ると、囲炉裏に24時間薪がくべてあり、キナ臭いにおいがして、子どもの頃を懐かしく思い出す。その合掌造りの2階に上がれば、柱から天井まで真っ黒で、それがためにノミもダニも全く湧かない。ヤニが天然の防腐剤になっているのである。昔の我が家もそうであった。
しかし、今はこれでは通らない。人が集まり、換気が悪い所は全て禁煙となり、ヘビースモーカーの小生もそれに従うしかない。これは、ご時世であり、止むを得ない。
しかし、頭に来る旅館もある。食事は、囲炉裏端で岩魚を焼いて食べるのであるが、何と禁煙とある。岩魚が焼けて少々煙が出るのだが、これは問題ないとするも、たばこの煙はダメだというのである。加えて、ロビーの囲炉裏には薪がくべられ、フードで煙が集められるようになっているものの、かなりが部屋中に漏れ出しており、キナ臭いのであるが、ここも禁煙だという。薪もたばこも煙はタールという物質で全く一緒のものであり、なぜ禁煙なのか、全く解せない。時々利用するお気に入りの旅館であったが、前回行ったとき、そのように改変されてしまったので、以後、行くのを止めた。
少々の煙は我慢せえ、と言いたいところだが、それはググッと抑えて、気にならない程度の煙は許していただきたいものである。
しかし、たばこの受動喫煙が大きな問題となり、わずかな煙であっても叩かれるようになってしまった。これの調査発表結果には、ほとほと参ってしまう。一見すると、けっこう大掛かりな調査に見えてしまい、皆が納得してしまうからである。
受動喫煙が問題視されるようになった、その調査結果は次のものである。
夫婦ともに喫煙 妻 21,895人のうち肺がん死亡者 14年間で 32人
夫のみが喫煙 妻 69,965人のうち肺がん死亡者 14年間で142人
死亡率は非喫煙の妻の方が1.4倍となり、受動喫煙は肺がんに罹りやすいとされてしまったのである。しかし、夫婦とも喫煙の場合の妻の死者32人という小さな数値でもって物を言うのは、統計学的に有意とは言えず、これでもって断定することはできない。
もっとも、国際的には、これより大掛かりに調査されたものがあって、示されたリスク比は1.2倍と出ているが、これは無視できるほどの低い値と言えよう。
受動喫煙については職場についても数多く調査されているが、23例中統計学的に有意なものは1例しかなく、9例は逆の結果(受動喫煙で肺がん死が減る)が出ているのであるからして、何ともお粗末な調査ばかりである。
しかしながら、統計学的に有意でなくても、受動喫煙によって肺がん死が多いという調査結果については、大々的に報道されるのに対して、大した差がなかったり、逆の結果が出たものについては報道もされないし、学会に発表されることも控えられたりする。
統計学的に意味のないウソ・デタラメをさも本当のように扱うのはいい加減にしてほしいものである。
健康問題、特に肺がん罹患の危険でもって嫌煙の声を発するのではなく、単に たばこの煙が嫌いだから という理由で十分である。
そう言われれば、素直に ああ、ごめんなさい と、その場では吸うのを止めればよいのであり、また、遠慮して言い出せない方もあろうから、それは喫煙者がキャッチして、吸うのを控えればよいのである。
しかしながら、度がすぎる 嫌煙運動 である。喫煙コーナーでたばこを吸っていて、たばこを吸わない人に迷惑をかけていないにもかかわらず、 たばこは健康に悪いから止めなさい と、他人から何度も言われる。 吸う、吸わないは俺の勝手だ! と喧嘩を売りたくもなる。なぜに愛煙家はこうも叩かれなければならないのか。
こうなってしまった、そもそもの発信源はどこであろうか。
どうやらこれは、米国のアル・ゴア氏(クリントン政権の副大統領)のようである。ゴア家はたばこ農園を経営していたのだが、愛煙家であった彼の姉が肺がんで亡くなり、原因は喫煙にありと思ったゴア家はたばこ農業を止め、たばこ産業を潰しにかかったのである。
このとき働いたのが米国人特有のピューリタン的発想であり、これに すり替えの論理 でもって、禁煙運動に拍車をかけたようである。
すり替えの論理 とは、どんなものかというと、これには前例があり、ベトナム戦争中に枯葉剤による健康・環境被害が生じたとき、環境保護団体から強烈に叩かれたのであるが、米国政府は、その批判勢力の矛先をうまく反捕鯨運動に誘導したのである。そして、ベトナム戦争後における禁煙運動も、生活習慣病が蔓延するという健康被害の原因となるものは多々ある中で、たばこを特別に悪玉に仕立て上げてしまったのである。
次に ピューリタン的発想 とは、その厳格さ、潔癖さから、一度こうだと決めてしまうと、それ以外の価値観を根絶やしにしてしまうといった真面目すぎな傾向を言うのだが、 たばこは害だ と叫ばれて、これに政府が調査研究費を付け、 肺がんになる、心筋梗塞を起こす、受動喫煙が問題だ と、禁煙運動一直線に走らせてしまったのである。
これが日本に入ってくると、そもそも米国追従になりやすい上に、 空気を読む という日本人特有の文化でもって、間違った調査研究結果であっても誰一人批判することなく、だんまりを決め込むという自己保身が学者や官僚たちに働いてしまい、にっちもさっちもいかない固定観念ができあがってしまうから、より質が悪い。
こうして、愛煙家は肩身の狭い思いをさせられ、そろそろ我慢も限界に近付いてきた。
いつ爆発するか、自分が心配にもなる状況にある。
しかし、そうなってしまっては大人気ない。喫煙の害を説く学者も大人気ないが、同じレベルに自分を落としてしまっては寂しい限りである。
ここは、お仲間同士でグチをこぼすしかなかろう。そこで、ときどき覗いているのが、著名人で構成されておられる喫煙文化研究会のである。 ああ、俺と同じことを思っておられる と安心し、ホッとする。
そして、非喫煙者でありながら、愛煙家の味方をしてくださる方もいらっしゃる。中部大学教授の氏が、日本の禁煙運動は間違っていることを何本もの記事で主張されており、近く「たばこは止めないほうがいい(竹書房)」を発刊されるとのことでもある。
(2013.1.22追記:「」発刊なる)
書店に並んだら1冊買おうと楽しみにしているところである。
なお、この記事を書くに当っては、 たばこは捨てたものではない という内容の情報はどれだけも入ってこないので、今紹介した2つのサイトによるところが多い。
末筆ながら随分と長文になってしまった小生のボヤキに最後までお付き合いいただきました諸兄諸姉の皆様には厚く感謝申し上げます。
愛煙家あるいは非喫煙者で愛煙家の味方をしてくださる方から、本稿を補強するための情報をお寄せいただけたら幸いです。また、本稿の内容は、当然にして引用フリーですから、愛煙家の方はブログなどでドンドン主張なさってください。
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